集団的自衛権行使 | When Poets Dreamed of Angels

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変わらないものはない、終わらないものもない。だけど永遠につづくものがきっとある。そう信じていたい。

今日のニュースで
「集団的自衛権行使巡り議論着手、首相が4事例の検討指示」

ってのがあったけど、
その検討対象の内容が

(1)米国に向かう弾道ミサイルを日本が迎撃できるか
(2)公海上で米軍艦船が攻撃された場合、
近くの自衛隊艦船が援護できるか
(3)国連平和維持活動(PKO)などの活動で他国部隊が攻撃を
受けたときに自衛隊が救援できるか
(4)PKOなどでの後方支援のあり方。

日本国憲法第9条が海外での武力行使を禁止しているため
それを行えるようにするのが今回の狙いらしい。

自分の国を守るために自衛隊員が自分の判断で、
敵に対して銃撃したり、ミサイルを発射したりできるのかな?
詳しいことは分からないけど、
麻生幾の「宣戦布告」を読む限り、
威嚇射撃するのにもいろんな人の許可が
必要みたいなんだけど・・・
大丈夫なのかしらん。
目の前に敵がいても銃を撃つのに、
いちいちお伺いを立てないとなると・・・
恐ろしい。

先日、国民投票法案が可決されて、
憲法改正へ向けて着々と準備が進められてるみたいだけど、
やっぱり、自衛隊を正式な軍隊として扱いたいんだろうな。
たぶん・・・違うのかなぁ・・・

政府やテクノクラートにはよほどの危機感があるんだろうな。
でなきゃ近隣諸国が黙って見過ごさないのをわかって
敢えて憲法を変えようとするんだから。

もし自衛隊を軍隊として扱うなら治安とか防衛とか
曖昧にしてほしくない。
戦闘なんでしょ?
やられる前にやるくらいのことするんだよね?

それが出来ないんだったら、自衛隊はいらないな。
役に立たない軍隊を保有しててもお金がかかるだけじゃん。
まぁ日米同盟とかいろんなしがらみがあるんだろうけど・・・

だいたい今の自衛隊がやってることって
災害時の救助とかしか知らないもん。
あと、米軍(?)の後方支援ね。
定義をはっきりさせて欲しい。
自衛隊はこういう時にこういうことしますって。
こうなったらこうしちゃいますとか。
とにかく今の法律じゃ
災害時の人命救助くらいしか出来ないんだよね。

ちなみに俺は右でも左でもない。
今のところ憲法改正には反対でもないし賛成でもない。
自衛隊に対しても同じ。
本当に日本国民を守るために戦うことが出来るかどうかわからないし。
判断するだけの情報がないんだもん。

結論が出るのは早ければ3年後。
どうなるんでしょうか?