以前一緒に仕事した人から、
年金相談を受けた。
こんな事初めて。ちょっとドキドキ。
(一応、社会保険労務士試験に合格してるので)
今日で60歳になるとのことで、
その方は本来は64歳から年金支給なんだけど、
書類が送られてきて今から手続きする必要があるか、
という相談だった。
たしかにその方の生年月日からすると
老齢基礎年金、老齢厚生年金の支給は
64歳からなんだけど、
「報酬比例部分相当の老齢厚生年金」は
60歳から支給される。
書類が送られてきたのはその手続きがあるからなのでは、
と言う話をした。
念のために確認をした方がいいですよと
言っておいたけど・・・
今は「報酬比例部分相当の老齢厚生年金」が
60歳から支給されることになっているけど、
老齢基礎年金、老齢厚生年金と同様に
段階的に65歳に向かって繰り下がっていき、
最終的にはなくなるんだよね。
男性だと昭和36年4月2日生まれ、
女性だと昭和41年4月2日生まれの人から
65歳になるまでは何ももらえないって事。
すごい世の中だ。
ただし、最近は退職金を年金化する制度が
整ってきているので60歳から65歳までは
そっちで賄いつつ、再雇用で働くっていう
パターンになるのかな。
ゆとりある老後をにするには月々約37万円くらい必要だという。
60歳から80歳までで約1億円くらい必要になる。
普通の人(20年勤務)の年金は夫婦あわせて約24万円。
ゆとりある暮らしには相当遠い。 (退職年金は考慮してません)
月13万円、年156万円。
20年にすると3120万円足りないことになる。
取りあえず60歳までに余裕を持って5000万円は貯めたいところ。
早めに手を打った方がいいですよー。
余計なお世話でした。