伝説の魔物と猫戦士サムの物語ー究極の選択肢 | 全国No. 1短編小説家ー中国地方の観光&グルメレポ

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るるぶとかタウン情報おかやま、winkなどに載ってるスポットばかりアップしてます。メディア記載の場所に実体験したレポかな(笑)

天次のスマホの液晶画面が光って

3つの コマンドが表示された。


①猫戦士やガルーダ、アリスみんなでムカデキングを倒す(勝率100%)詳細📞 ムカデキングを倒してフィナーレへ

天次は、真っ先にこれを押そうと考えたが ちょっと待てよリカントに戻れないとなると 考えるなあと思い②に目をやる。

②これは危険!ムカデキング側につく詳細📞ムカデキング側につくと 前回 仲間になったガルーダも仲間のままなので 猫戦士らに勝てる 勝利の先に何が待ってる?


もし②を選べば この呪いなのか魔法のスマホのコマンドを選べば 不思議な魔力により ムカデキングが オレに仲間意識を抱くってことか…キモい。

でも もしこれを選択すれば オレに何か変化が起こるのか?

③ガルーダと共にこの場から逃げる

詳細📞地上に戻れる方法があったらしい ガルーダに 情報を聞いて地上に戻れる方法を考える旅に出る。


一旦逃げるのも良いけど 仲間であるサムや アリスが ムカデキングに勝てる保証はあるのか?

ガルーダが 引き続き仲間になってくれるのは この選択肢なのね。

①か③を選びたい

いや、そうすべき!

待てよ。

オレが もし②を選べば オレの行動と思考まで この コマンド表示スマホの魔力に 支配されるの?

なんで敵であるムカデキングが仲間になるの?

おかしくね?

うーっ なんか 押したらいけんのに ②をなぜか 押しとぉなってきたわい。







アリス「ありがとうございます。異世界の赤の他人に助けてもらえるなんて 光栄です。

頸動脈の傷が嘘のようにふさがりました。」

サム「オムツ大魔王とやら、お前 何者?」

オムツ大魔王「ワシは異世界の大魔王じゃ。

最近 、良からぬ事を企んでいる魔女に出会ってなあ ワシの 脱糞しやすい病を治すには オムツ大魔王に なれば治すとの 契約を結んだのじゃ。

それで この姿にされた。

じゃが 魔女は ワシの実力は 魔王として 程遠いらしく、多くの経験値が 得られる場所である ここに 転移魔法で召喚されたわけじゃ」


サム「にゃるほどね。 でも ムカデキング側につかにゃいの?」

オムツ大魔王「ムカデキング側には 理性を失ったリカント、ガルーダがおるじゃろ。

猫さん側は、そこの女の子がいるじゃろ?ワシが猫さん側に加わらないと 世の中 不公平って奴と思わんか?」

ムカデキング「なるほどなあ。3VS3のバトルを おっぱじめたいわけだな… 異世界の へんちくりん野郎め、なかなか味な真似を考えたな!よかろう。望み通りにしてやる」

ムカデキングが 承認するや否や 理性を失ったリカント天次が オムツ大魔王の頸動脈を狙って 飛び込みざまに 噛み付いてきた。


「魔王をなめるな!」

オムツ大魔王は カウンターの一撃で 天次の首に鋼鉄の金棒を叩きつけた。

ガルルル…

天次は 多少ダメージを受けたが 腕を振り回してパンチ🤛の連打でオムツ大魔王に撃ち合いを挑む。

オムツ大魔王は金棒を叩きつけて 応戦する。

真正面からの どつきあいが しばらく続いたようだ。


一方アリスはガルーダのレベルの高さは 確認済みなので 魔法を跳ね返す「ミラーファンタジー」を唱えて ガルーダの石化とか麻痺とかの 魔法を 跳ね返しまくっていた。

ガルーダ「さすが!拙者の魔法を跳ね返すとは?跳ね返しても拙者には己の魔法は 効かないけどな。」

ガルーダは上空から 打撃に切り替えるが

アリスは 風属性の魔法で応戦する。

ガルーダ「拙者より 明らかに お主はレベルが低いのに

拙者の苦手な風属性魔法を使うとは…厄介よのう。」

ガルーダは 思わず優勢になり 油断するアリスに意表をつく 大技を繰り出した。

ガルーダ「くらえーーっ!ウイングドラゴン!」

ガルーダは翼を何度も力強く上下させたら 竜巻が発生🌪し、その竜巻を投げつけると 竜巻が幻のドラゴンみたいな形になり、アリスに直撃した。


アリス「な、なんて 恐ろしい 魔法なのでしょうか… ヤバイです  MPが なくなってきてます。どうしましょう。」

アリスは 咄嗟にシールド魔法を貼ってウイングドラゴンの魔法ダメージを半減したが 体内のマナが現状尽きようとしている現実を目の当たりにしていた。


そして猫戦士サムとムカデキングも激しく撃ち合っていた。

「前回 邪魔が入らなければ オレ様が てめえに勝ってたのによお。」

ムカデキングは そう 言うと 口から猛毒の口臭を吐いてきた。

「前のようにはいかにゃいよ。猫戦士魔法その③瞬間ブレスケア」

なぜかムカデキングの口臭は 薔薇の香りに変えられた。

ムカデキング「…………????」

「良い香りにゃん💓」

猫戦士サムは 強烈な突きを

乱れ打つ  「くにゃえええ!!百烈突。」

「こしゃくなーー」

多くの手足を動かし、なんとか応戦するムカデキング。


3VS3のバトルが開始されて5分。

どこの画面を見ても一進一退の攻防が繰り広げられていたが オムツ大魔王VS左良川天次のバトルに大きな変化が起こった。


「獣人間というか こやつ 獣そのものじゃ。これ程の力を持っている獣人見たことがない。 もしかして 既に魔女様より 強いかもしれん!!」

オムツ大魔王は やはり大魔王の器がないのか 時間が経過しても 疲れを知らない天次の 攻撃に徐々に後退していくようだ。

ガルルルルル   

そう 吠えた天次は オムツ大魔王のバッグをとって おんぶされるような形になり、後ろから オムツ大魔王の頸動脈あたりを狙って何度も何度も噛み付いた。

「うぎゃああっ くっそーー リカントめーなめるなー

ワシは立派な大魔王になるんじゃい」

首の肉を引きちぎられながらも

なんとか 天次を 振りほどいた。

「キサマ ガ 大魔王ノ 器ダト? ガルル    ワラワセルナ」

まるでオムツ大魔王をバカにしたかのような発言をして天次は すぐには トドメを刺さず オムツ大魔王が何かしてくるのを腕を組んで待機してるようだ。


オムツ大魔王「これから使う我が秘奥義、ご覧あれ獣男よ! この秘奥義を使って 生きてたものは そう 魔女様しかいなかった… 魔女様に修行中に この秘奥義を試してみたら あの魔女様が失神したという程の 恐ろしい技じゃ。 できれば これを使いたくなかった」


はぁああーーっ

オムツ大魔王が 両手を真っ直ぐに伸ばし右の掌と左の掌に 隙間を大きく空けて気を溜めた。

大地が 揺れだした。

掌から 紫色の球体が 現れ どんどん大きくなっている。


しかし天次は オムツ大魔王を 過小評価しているのか あくびをしながら 暇そうにオムツ大魔王を 見つめている。

「はぁああああーーっ 


できたぞ 究極の黒魔法! 」

オムツ大魔王は 大きな紫色の球体を放り投げて

それを金棒で 天次めがけて打った。

オムツ大魔王「ハルマゲドンデッドボール!」


ムカデキング「いかーーん!」

猫戦士の攻撃をひらりと かわし ムカデキングは 天次めがけて走り出した。


ドッガーーーン


爆風が 戦場に広がる。


オムツ大魔王が 繰り出したハルマゲドンデッドボールを食らったのは ムカデキングだった。

ムカデキングが 天次の身代わりとなったようだ。


「はっ?オレ 何してたっけ? なんで オレの前にムカデキングが倒れてる?」

天次の獣性が 消えて 正気に戻ったようだ。


「オレの マブダチ… せっかく天次と マブダチに なれたのによぉ   情けねえ   けど、お前を守れて よかった…」


「ムカデキングが  やられてる??ちょっと今の状況 何が起こったのかオレには わからん。」

目の前のムカデキングや 戦ってるアリス、オムツ大魔王と 目の当たりにしてる天次は 混乱した。


「さらばじゃ…獣男よ  オレの体内から 金塊が 出てくるが  頼むから  それに  触っては  いかんぞ… 世界が ひとたまりも な……」

ボーーン!

爆発音と共に💥 ムカデキングは消滅した。

それと同時に 金色に輝く金塊が 上空を舞った。

ガルーダ「いかーーん 天次、それに触れるな。」

アリス「なぜに?」

ガルーダ「ムカデキングは 実は単なる牛だった…しかし あの金塊、草原に落ちてる金塊に触れて魔物になった。無駄な争いを求めるキングになったのだよ。

我らも 戦ってる場合じゃない。 今はムカデキングもいなくなったことだし」

ガルーダの 興奮したような大きな声のセリフに サムもアリスもオムツ大魔王も 呼応したのか 戦いをやめて 天次を見つめた。


「触るな 触るなって言われたら 余計 触りたくなるのがオレ。」

目の前の金塊という誘惑に負けて天次は それを触ってしまった。


ピカーーッ

まばゆいばかりの光があたりを包む。





オムツ大魔王「な、なんだ?何が起こった?」



光の霧が晴れたら そこには巨大なヒュドラが いるではないか!!


金塊に触れて 天次はヒュドラとなってしまった。


ガルーダ「天次ーー お主、ヒュドラとなってしまったが 理性は あるのか?」


ガルーダの呼びかけに対して


ゴオオォ と炎の🔥ブレスで 対応し ガルーダは なんとか炎をかわす。


さらにヒュドラ化した天次は 尻尾を振り回して サムに攻撃する。

幾度も押されながらも サムは盾で 防いだが 五発目で 吹っ飛ばされた。


かなりの素早い噛みつき攻撃でアリスを襲い 逃げるアリスだったが 逃げるのも間に合わなくなり 

噛みつかれた……


と思ったらオムツ大魔王が身を呈して盾となり 背中に大量の血を流しながら「昨日の敵は今日の味方じゃ…」

と言って アリスを守った。

アリス「今すぐ回復魔法を!癒しの水よ 汚れた身体を癒せ リフレッシュエナジー!」

オムツ大魔王の背中の傷は ある程度 回復した。


アリス「そういえばお父様から 聞いたことがあります。

呪いの金塊を食べたものは古文書によれば伝説の魔物になると…動物や昆虫系が 金塊に触れたら 中途半端に強力な魔物に進化する。 人間やハーフエルフなど人系が触れたら伝説の魔物ヒュドラになると…」


「ヒュドラ化したハーフエルフの物語は 拙者もきいたことがある。 かつて ラグーンの土地の半分が倒壊したと…」ガルーダは 意味深な言葉を発した。


「そんな伝説の魔物になっちまった天次君とやら

救う手立てはないにょ?」

猫戦士は ヒュドラの攻撃を かいくぐりながら言った。


「ムカデキングから聞いた話だがヒュドラ化したハーフエルフを 倒す事は出来なかったが 魔法の力が詰まったクリスタルに 閉じ込めたらしい」

ガルーダは

再び意味深な言葉を発した。


「クリスタル?? ワシの 持ってきたカバンの中にある あれが

そうかもしれんなあ」

なんとかヒュドラの攻撃を かわして カバンのある方に 飛び込むように 進んだオムツ大魔王。


オムツ大魔王は 青にも水色にも見えるクリスタルを伝説の魔物ヒュドラに 掲げた。



すると 先程まで 激しく攻撃していたヒュドラの攻撃が止まり

クリスタルに吸い込まれていった。

どんどん小さくなるヒュドラ。



何事もなかったように

オムツ大魔王は クリスタルをカバンの中に入れた。


「なんでクリスタルがあったのか 不思議だが、とりあえず魔女から渡されたクリスタルによって みんな助かったな。」

オムツ大魔王は 柔和な表情で あたりを見回した。


しかし アリスもガルーダもサムも 寂しそうな表情をしてる。


「あれ?伝説の魔物をクリスタルの中に封じ込めたのに

なんで そんな顔してんじゃ? ワシらぁ全員で 戦っても 防戦一方だった ヒュドラを封じたんだぜ。

「天次さん…あなたと鉄格子の部屋で 話した時間は忘れません。」

アリスは頬から大きな雨粒のような涙を流した。

「元の世界とやらに 返してあげたかったニャン」

サムも肩を落とす。

「拙者と空の旅をした 時間は忘れない。 でも こうするしかなかったようだ」

ガルーダも 翼を閉じて つぶやいた。


「まあ そう気を落としなさんな。我々が万全の状態なら また ヒュドラ化した天次と 戦って良い勝負できるって! その時に 天次を人間に戻す方法を考えようよ。

いや、その時までに 考えとこう」

オムツ大魔王は 皆に そう言った。


「またヒュドラに戻す方法は オムツさん ご存知なんですか?」

アリスは頬から涙を流しながら言った。

「魔女様がクリスタルに封じ込める事を知ってたんじゃ。なのでクリスタルからヒュドラに戻す方法も きっと知っておるぞ。」

確信ある答えで安心させるオムツ大魔王。



「万全の状態だと みんなで かかれば ヒュドラと言えども勝てにゃいことは にゃいね?今回の戦闘で オイラ ヒュドラの攻撃を けっこう見抜いてきたにゃ」


「あぁ そん時は ワシも呼んでくれ!皆でヒュドラを止めようぞ。 」

オムツ大魔王は そう言ったが その後 急に悲しそうに猫戦士らを見つめた。


「ワシ、立派な大魔王になれたかな?」


「あなたは 大魔王というか 大天使様みたいです。

だって 物凄い技でムカデキングをやっつけたじゃあ ありませんか!!自信持ってください。」

アリスは オムツ大魔王に微笑んだ。

「ありがとう お嬢さん。 


あっワシ  ここに召喚されたのは いいがコズミックファンタジアに 帰れないぞ? どうしよう?」


「心配するにゃ!!オイラの乗り物に乗れば ラパスギアまで ひとっ飛びにゃ」


猫戦士サムはポケットから スマホ風な機械を使って 円盤状の 乗り物を 呼び寄せた。


アリス「オムツ大魔王さん、またラグーンに遊びに来てくださいね」

ガルーダ「コズミックファンタジア また 遊びに行った時は よろしくな」

猫戦士サム「では いざ ラパスギアへ  レッツラゴー!」


オムツ大魔王「かたじけないなあサム! 魔女様さえ良ければ あんたを我が仲間にしたいと思うよ。」


「魔女メルヴィンが何者か わからにゃいが 悪い人じゃないなら 仲間になっていいにょだが、なんか 引っかかるにゃあ〜まあ コズミックファンタジアについたら考えにょーっと」




こうして その後

猫戦士サムは オムツ大魔王を連れてコズミックファンタジアという異世界に向かった。


コズミックファンタジアにある無人島ダラムにて

ヒュドラ化した天次を閉じ込めた所で オムツ大魔王は

こう言った。

「昨日の敵は今日の味方、この度は 元の世界へ戻してくれてかたじけないでござる」

「いえいえ そんにゃ〜 オイラの言いたいことは

困った時は お互い様ってことにゃりよ」


「ワシの目指す世界は 笑顔と平和と愛と希望の満ちる世界を目指しておるんじゃ」


「大魔王らしくにゃーーい!ニャンダフル〜」

と 猫戦士サムが言ったら

オムツ大魔王も「ニャンダフル〜」とサムのモノマネした所で この物語は終わった


劇終