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━━━ アニマギア EPISODE EX-6 ━━━≫
公式エピソード18事後~

あれから一月がたった。
ここはギアティクス社本社研究所。
回収されたデュアライズカブトムラマサの亡骸。
少しでも命の灯火の可能性があるならばというサクラとムサシの願いを酌むべく、頭脳明晰な美人研究員三梨コノエはその作業に奔走していた。
無論その理由にはとどまらず、先にガオーとキョウに託した新たなるニックカウル以外に、これからの獣工屋との新たな戦いに打ち勝つためのきっかけが見つかればという思いからである。
コノエ
「キョウ君には戦うために託したニックカウルを拒まれてしまったけど……けど、きっとあなたたちなら使いこなせるはずよ、闘争に飲み込まれることなく大切なものを守り抜く力として…」
「位置付けは新世代バディホビー、壊れたパーツはいくらだって治せるわ。けど人間もギアも傷を負った心を癒すのには時間が必要、そして弱った心を乗り越えようと立ち上がるのもまた心。サクラちゃんとムサシちゃんのためにも今日も頑張らなくちゃ✨」
次の瞬間、研究所にアラートが鳴り響く。
最近世界中の所要施設で確認されている獣工屋率いるデミナーガス部隊の襲撃。
モニター越しに研究所守備に付いていた量産型スパーリング用アニマギア、デュアライズカブトアーミータイプが次々と倒されて行く。
何を感知しているのか。
何が感知出来ているのか。
何の破壊を目的としているのか。
研究所を進み行くデミナーガス達は迷わずムラマサが眠る研究室に向かっていた。
そしてそこにコノエも居合わせている。
コノエ
「合点がいくわね、ムラマサには獣工屋に行き来していたデータがあるはずだもの。」
ムラマサに今後の戦いの鍵があると確信した美人研究員の目はキラキラしているが、反面状況は刻一刻と悪くなっている。
デミナーガス部隊はとうとうムラマサが眠る階層にたどり着いた。
しかしどうしたものか…
30機の蛇型アニマギアは正面に対峙する一機のデュアライズカブトアーミータイプを確認するとピタリと動きを止めた。
デュアライズカブトアーミータイプ
「コノエはわたくしがお守りします‼️」
『デュアライズバトラー』
(通称バトラー:Butler)
ガオーやムラマサのスパーリングを担っていたデュアライズカブトアーミータイプがその熱き思いをラーニングして自我を芽生えさせた。
コノエは先の大会で各チームから得たデータから新たなるニックカウルの開発に着手し、そのサンプルのカウルを装備している。
重厚な見た目通りそのアーマーはいかなる猛攻をも防ぎ、両足のホバーユニットで機動力を確保している。
以降真・ムサシとコジロウにも採用されるが近接戦闘用武器と中遠距離用武器の脱着によりオールラウンドに戦える。
殲滅ありきで飛びかかった1/3の数のデミナーガスは大破しその煙が通路を包む。
たまらず左右に分散するデミナーガスだったが…
『ランスロットイリュージョン』
(通称ランス)
ディビジョンニードルが覚醒した姿。
分離(ディビジョン)をオミットしつつクリスタルウイングとスパイクテールにより単体での機動力は飛行アニマギアトップクラスを誇る。
また、左右の武器を一本化してエネルギーを集中したペネトレートランサーはあらゆる障害を貫き通す。
左舷に散ったデミナーガスはランスの怒りと共に一串の塊となり爆発した。
「私のバディの大切な場所で暴れることは何人たりとも許しません‼️」
『ブレイドヴォルガ・真』
(通称 真ヴォルガ)
ブレイドヴォルガが覚醒した姿。基よりポテンシャルが高かったことから既存のニックカウルはそのままに形状記憶機能を持ったリキッドブレイドを新規装備している。
と、謙虚なヴォルガは言ったが、コノエはヴォルガになにか作ってあげたいと常々思っている。
瞬く間に右舷のデミナーガスも爆発四散したのであった。
そのときであった…
形の残ったデミナーガスの残骸から怪しい光…
ヴォルガ
「しまった!爆発する…」
光に包まれる空間~
『ガスン‼️』
なにかを固いものに突き立てる音。
開いたドア。
『デュアライズカブトムラマサ』
(通称ムラマサ)
バーサークソウルのブラッドステッカーから解き放たれた姿。後遺症が残るためまだまだ万全には戦線に復帰できないが、サクラやコノエのような人間に触れることで、今一度人間を信じてみたいと協力を誓う。
「頼りにしてるわよ♪私の三銃士♥️」
「なんか勝手にくくられちゃったよ?」
「コノエの刀であるなら何でもいいさ。」
「コノエも皆もきっと守りたい‼️」
「さぁ守ってばかりじゃこの問題は解決しないわ。一刻も早く獣工屋の野望を砕いて、人間とアニマギアが楽しくバディでいられる世界を取り戻すわよ。」
~ アニマギア EPISODE EX-6
研究所の三銃士編 fin ~
はい、ということで非公式エピソード第6弾いかがだったでしょうかw
公式が大会後のガオーの旅立ちを描いているのでとりあえずムラマサ救出エンドにしてみました。
先に発表された真ムサシから逆にヒントを得てバトラー(旧アーミータイプ)の構想を練ったりしました。
今回は三体まとめてなのでさっくり紹介します。
↑はバックパックのみロボットコンチェルトからの流用なので外せばエントリー出来ます。
アーモリーフォータスが公式設定だと武器のトレード大好きなので、その設定に基づいて大会後にコノエが研究所のデュアライズカブトアーミータイプにフォータスのニックカウルを流用したという設定になってます。
あくまでギリギリ商品でありそうなラインの改造目指してるので他の人がやってるようなゴテゴテしたりおっきくしたりな改造はしません。
リアスカートが執事(Butler)っぽくて良いでしょ♪
肩アーマーはストレートには装着出来ないので見た目のシンプルさ以上にかなり手間がかかっています。
あと右腕に武器を集中させました。
左手首は同時は拳の余剰が無かったので装動のを改造して追加しました。
4弾が発売した今のタイミングならバイスフォースとシュバルツフォースが滅茶苦茶重宝したことでしょうに♪(余剰という宝の山)
ちなみにこの子は非正規パーツをはずせないのでカスタマイズコンテストにはエントリーできませんΣ(ノд<)
アクアシューターズ04のクリアブルーのウォーターブレードをそのまま装備(固定)しています。
あとはWHFの覚醒ブラッドステッカーで仕上げ。
ブレイドヴォルガは両手足の刃を取り外すとなんだかとってもチープになるので、それを触らずに武装させたいと思った結果こうなりました。
「コノエはヴォルガになにか作ってあげたいと常々思っている」ので、実はヴォルガにはカスタマイズの余地がありありですw
大切なものを守る3本の刀であれ‼️
✨☀️✨AichiΣd(≧ω≦❇️)

















