昨日は、テレビショッピング界の雄、「ジャパネットたかた」を紹介したが、急激な成長で追いあげてきた企業がある。
それが、「ショップチャンネル」だ。( http://www.shopch.jp/JscTop.do )
2007年度の売上高は1023億円。(ジャパネット社は同年度1,161億円)
強みは、CS放送に専門チャンネルを有し、24時間生放送でテレビショッピングを行っていることである。
生放送、ということではジャパネット社も同様なのだが、ショップチャンネルはこの「生放送」の強みを最大限に生かしたマーケティング手法を培っている。
営業とマーケティングを高度にシンクロさせているのだ。
これを私は、「シンクロマーケティング」と名づけたい。
まず、生放送で、売りたい商品を司会者やゲストが一通り紹介する。
ここまでは通常のテレビショッピングと同じである。
そして、注文が入り始める。
注文はリアルタイムに集計され、スタジオ裏のプロデューサー室にあるモニターに映し出される。
ここからがショップチャンネルならではなのだが、番組のプロデューサーが、注文状況をみながら、随時インカムで司会者やゲストに指示を出していく。
「今のキーワードで売れ行きが良くなったから繰り返して!」
「白を強調しすぎだから、もっと赤のほうも見せて」
これにより、視聴者に最も効果的に訴求していく。さらに放送画面に随時テロップを流していく。
「在庫あとわずか!」「白が売れています!」等。
締切効果で購買を喚起するのである。
次の商品に移るタイミングも売れ行き等で随時判断するという。
まるでDJのようだ。
これで、ざっくり1日あたり3億、1時間当たり1千万を売り上げるのだから、すごい。
構造的に考えると、このマーケティング手法は、顧客ニーズ~営業~マーケティングがリアルタイムに同期しており、マーケティングに無駄がない。
つまりマーケティング効果に変化があった瞬間、次の手が打てるわけである。
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■ワークショップ
(1)貴社のマーケティングは、顧客ニーズの変化や営業状況をキャッチアップ
できているだろうか。それはなぜだろうか。
(2)顧客ニーズの変化や営業状況をリアルタイムにキャッチアップするために、
何か新たにできることはあるだろうか。また、それをすべきだろうか。

