今回は、4月6日に行われたW世界戦の八重樫東VSオディロン・サレタについて書きますよ
八重樫選手は3回目の防衛戦です。サレタ戦は、勝って当たり前で周りが興味があるのは次にあるであろ
うローマンゴンザレス戦にある。しかし、サレタは思いのほかバランスが良く動きがシャープで序盤はサレ
タのペースで試合が進む。気負いがあるのか、八重樫の動きが固い。
4Rになって余裕が出て、リズムが掴めてきたか、八重樫が前後に出入りするステップでサレタのパンチを
外しはじめる。サレタのパンチを見切っている印象で、スッと間合いを詰めると左フックをヒットさせる。
サレタのジャブやパンチが空を切る場面が目立ってくる。八重樫はクリンチするぐらいの近い間合いから
左フックを再びヒットする。切れのあるスピードで踏み込んだ八重樫は右クロスから左フックを振るうが、こ
れは当たらない。4Rまでの採点は2者が38-38、1者が39-37でサレタを支持する。
6R完全にペースが逆流する。このラウンド、サレタは下がらず八重樫と近距離でパンチを振り合う。両者
クリンチとなる場面も見られるが、馬力で八重樫が上回り押していく。
八重樫はサレタのフックをダッキングでかわした後で左フックをクリーンヒット。これを機に前進を強め、接
近しての左ボディでサレタを削る。さらに右ボディストレートもサレタに打ち込む。ラウンド終盤には、左右
ボディフックを連打でサレタに決める場面も。松本好二トレーナーと何度も何度も繰り返し練習してきたコ
リアン・ファイタースタイルでペースを引き寄せる。
8R八重樫はこのラウンドも左ボディを打ち込んでいく。サレタが接近戦から逃れんとしても胸のあたりを
プッシングして押し戻し、サレタが左右ストレートを打ち返してきても体を振ってかわし当てさせない。
八重樫の右ストレートが当たりサレタのマウスピースが吹き飛ぶ。レフェリーがサレタの口に戻して試合
再開。八重樫は間合いを詰めてショートフックの連打で迫り、このラウンドを終える。
8Rを終えての採点は76-76、77-76、77-75と2者が八重樫を支持。
結果的に最終ラウンドとなった9R八重樫のリズムは決して良くなかった。足が止まりリング中央でサレタと
押し合いとなる。サレタをロープ際まで下がらせた八重樫は、そこでカウンターの右クロスを放ってジャス
トのタイミングでヒット。これでサレタは片膝をつくようになって後退し、そこへ八重樫は矢継ぎ早に連打を
まとめてダウンを奪取。サレタは立ち上がるも背を向けるような素振りでレフェリーはノックアウトを宣告し
た。
強引に距離を詰めてインファイトに持ち込みサレタの振りの大きいパンチの内側から打つ八重樫のコンパ
クトなパンチがペースをつかみ、ボディを効かせてからパンチの制度が上がり逆転に結び付ける。
試合後のマイクで、「こんな僕ですけど(ロマゴンと)やってもいいですか?」とコメントしてました
僕としては、少し不安はありますが、是非ローマンゴンザレスとの試合を観てみたいです。
期待してますよ


