昨日は近所のヘアサロンに髪を切りに行きました。


「和服が似合うショートカットにしてください」とお願いしたことがきっかけで、日本文化の話になり、美容師さんが「実は僕も4年前からお茶を習っていて、毎週和服を着ているんです」と。


茶道遠州流の先生が我が家及びヘアサロンと同じ町内にいらっしゃることがわかりました。遠州流とは小堀遠州を始祖とする武家茶道の流派です。


わたしの祖母が裏千家の教授をしていたことから、若い頃は裏千家流の茶道を習っていました。でも今は流派に拘らずお茶の心を学びたいと思っていたところで、三千家ではないところで学びたいというのが希望でした。遠州流の先生が近くにおられることを知るなんて、何というご縁でしょう。


40代半ばの美容師さんは「先生はご高齢ですが本当に尊敬できる方で、僕も先生がお元気なうちにできるだけたくさんのことを学びたいと思っているんです」と大変熱心に通っておられるようです。


このご縁を大切にした方が良さそうです。