年齢を重ねたせいか、物欲や名誉欲などをかなり手放せています。
それがとてもありがたいです。
ダメな自分もそれで良しと思えるようになりました。
若い時は、活躍している同級生や同期入社の人が羨ましかったし、美人の友人たちにコンプレックスを抱いていました。
結婚してからは、優しい夫に大事にされている人たちが羨ましかったですよ。私は子どもを育てながら住み込みで働いている家政婦のような存在でみじめだと思っていました。(自分で自分を家政婦のように扱っていたに過ぎなかったのです。私がそんな風にふるまうから、夫もそれに合わせていたわけです。)
副業で通訳ガイドの仕事をしていますが、昨年まではコンプレックスの塊でした。私はほかの方のような実力がない。私には人間的な魅力がないから私にガイドされる人はつまらないだろう。失敗したら所属する協会に迷惑をかけてしまうから怖い。。もう負のスパイラルにはまっていました。
いつごろからか、ありのままの自分でいいと思えるようになりました。一生懸命ご案内して、お客様が楽しんでいただけるように精一杯尽くせばそれでいい。それで悪い評価をいただいたら次回改善すればいい。
本業は、あと一年頑張ってからやめようと思っています。以前はこの仕事にも執着していて、私の後で誰かがこの仕事をすることを想像すると苦しかったです。今はいい形でほかの方に引き継げたらいいなと思います。
なんだかいろいろありがたいです。感謝感謝。