私が自由にすることを夫は喜ばないような気がしていました。


なぜそうなのか、わかりました。


実の両親の姿を見ていたからだと思います。


母は舅姑(私の祖父母)の介護に30代前半から40代後半までの15年近くを費やし、最初に祖母、次に祖父を看取って、40代も終わりになって自由を得ました。そこからの母の行動力はすごかった!旅行はするし、趣味の集まりには出掛けていくしで、すでに結婚していた私が休日遊びに行っても、いないことがよくありました。私が来ていても友達から電話がかかると出かけてしまいました。


母の行動に対する父の嫌味がすごかった。


もともと父も母も大っぴらに喧嘩していましたが、母の外出については父はネチネチネチネチ言っていて、聞いている私の方が辛かったです。「お母さんも外出を控えれば文句を言われないのに。。。」と思っていました。


当の母は嫌味などものともせずに出かけていましたが、私の方がそれを見て、「外出すると夫の機嫌を損ねる」と刷り込まれてしまったみたいです。そういう箱に入ったしまったのですね。


夫は夫で、完璧な主婦の母親に育てられ、家に帰ったら必ずお母さんがいる、という環境で育ちました。鍵を持たされたことなどなかったそうです。だから「妻・母は家に居るものだ」という箱に入っています。


私が箱から抜けたら、夫も脱出できそうですね!