私の還暦は完全スルーだった母が今年の妹の還暦はお祝いしようとしていました。
その時のお話しはこちら
一昨日母からLINEが入りまして、「お誕生日にお花を送ったお礼かな?」と思いきや
「遅くなりましたが還暦のお祝いを〇〇銀行に振り込みました」
とのこと。
口座を確認すると10万円入金されていました。
ここはいじけずにありがたく頂戴します!
私にとっては多額の10万円をお祝いにもらったことを素直に喜びます。また、妹がいたからこそ私にもお祝いがいただけたと思うのでそのことにも感謝です。
母と私は似た境遇なんです。
母も長女で、祖母は私の目から見ても明らかに母と叔父叔母への物質的な意味でのエネルギーのかけ方が違いました。
叔母が結婚する時、私はもう中学生でした。祖母が「〇〇(母)の時は、転勤族だからいいものは不要だとと思って安物にしたらすぐボロボロになった。だから〇〇(叔母)にはいいものを揃えてあげたい」と嫁入り支度に力を入れていたのを覚えています。
私たちは祖母からお年玉をもらっていましたが、従兄弟たちは誕生日とクリスマスにもプレゼントがあったようです。
そして私も長女だから損をしたことは今までもありました。例えば大学受験の最中でも、夕食後のお皿洗いは私の役目でした。そんなものだと疑問も抱かなかったのですが、後に妹や弟の受験の時は、彼らが受験に集中できるように家族が気を遣い、自分の分のお皿さえ洗わせていませんでした。
でも母と私で違うと思うのは、母は忘れっぽくて恨みを残さないんですよね。忘れることは水に流すこと。これからは母を見習おうと思います。
