今朝、お弁当づくりに手間取っていたらもう出かける時間になり、夫から「車で連れて行ってやるよ」と助け舟が出て、ありがたく送ってもらいました。


車中で突然の大雪のニュースを聞いていたら、夫が「俺は防寒着とタイヤソックス(布製のタイヤチェーン)は常に車に積んでる」と言うのでびっくり。


私たちの住む地方はあまり雪が降らず、多くて年に2、3回程度積もるくらい。雪が積もったら車で外出はしないので、冬用タイヤも持っていません。


でもちゃんといざという時の備えはしているのですよね。こういうところ彼はすごいなと素直に尊敬します。


私があまり車の運転が好きではないのは、運転技術のなさもあるのですが、いざという時に対処できないからでもあります。たとえばタイヤも私は自分で換えられません。夫はタイヤ交換はもちろん、大抵のことは自分でやってしまうので大尊敬しています。昔、携帯の電波も届かない山道(斜面)でタイヤがパンクし、夫は慌てず騒がずタイヤ交換して事なきを得ました。私なら途方に暮れていたでしょう。


父は機械音痴でしたが、若い時は車のタイヤ交換くらいは自分でしていました。今一時凌ぎにせよ自分で交換できる人がどのくらいいるでしょうか。明らかに私たちの能力は落ちていっていますね。


夫も最近の車はコンピューター制御だから自分でできることは限られていると言っています。技術が進歩すると人間は退化するのかな。


私は車のことはもうお手上げですが、自分ができる範囲のことは自分でして、いざという時にも備えておきたいなと思ったのでした。