いつもお詣りしている神社に、古札を入れる箱があり、そこに「ぬいぐるみや古いおもちゃもどうぞ」と書いてありました。


そこで思い出したのが、もう四半世紀も前に手作りしたシュタイナー人形です。


シュタイナー人形とは。。



このようなお人形です。


息子のために作りましたが、息子はほとんど興味を示さず、私のお人形になりました。今も寝室に置いていますが、特に触れることもなく、置きっ放しの状態になってもう10年以上です。


「もう要らないよね」そう思えたので、神社に持って行ってお焚き上げをしてもらおうと思いました。


神社に持って行く紙袋に入れようとして、最後に抱っこしてみました。


抱っこすると、なんだか心が温かくなり、私の中の優しい心が蘇ってきました。しっかりした感触が、子どもたちを抱っこしていたその昔の感覚でした。


まだ別れられない。


洋服も色褪せたみすぼらしい人形ですが、私には宝物なんですね。


別れる時がきたら、お人形の方が教えてくれると思いますので、それまでは私の側にいてもらおうと思いました。


今までずっと放っておいたお人形の価値に気づかせてくれた神様に感謝です。