大学生のとき、遠縁のおばさんに言われたことが今でも忘れられません。
「〇〇ちゃん(私の妹)は本当に綺麗よねえ。お姉ちゃん(私)はごつい感じだけど」
40年経っても忘れられないんだら、よほどショックだったのでしょうね。
実の母も私と妹が喧嘩すると「豚(私)とキリン(妹)が喧嘩してる、あははは」と笑ったり、
デパートの試着室で「いやだ〜!このサイズの服でも入らないのね。あははは」と大声で言ったりして、思春期の私はとても恥ずかしい思いをしました。
そのせいか、「私は人並外れて醜いのではないか」という思いがあります。
そんな私でも男性に愛されたくて、そこから本当の自分を隠して「男性に好ましくおもわれそうな、相手が望む自分」になろうとし始めたような気がします。
高校生までの私は、女子力は低いし、男性の目は意識しないし、自分の興味があることにフォーカスできていた気がします。演劇が好きで、脚本を書いたり、自分でも演じる側に回っていました。演じていたのはおじさんの役とか、夕鶴のよひょうとか。
でもそんな子にボーイフレンドができるわけがない。多くの男性が愛する女性の最大公約数は「タッチ」のみなみちゃんみたいな子ですよね。
大学に入るとき、いわゆる女らしい子になって、私も誰かに愛されたいと思いました。
演劇部出身なので、「演じ」ました。ごつい女なので限界はありましたが、女の子らしくしたいと思いました。結婚前は良妻賢母型を演じました。そして良妻賢母を母に持つ夫と結婚。
自分を大事にすることを学ぶと、今まで隠してきた自分ががとても愛おしくなりました。
もう一度自分を取り戻してやりたいと思います。