昨日は母と3人でおいしい特上のお寿司を食べて、次男にもお寿司のお土産をいただいて帰ってきました。
歩くのもゆっくりだし、車に乗るのもつらそうな母を見ていると、やがて行く道だなあと思います。
でも、母は父方の祖父母を介護して、自身の母(私の祖母)を看取った後に、やりたいことをたくさんして、海外を含めて数々旅行をしてきました。父と一緒のこともあれば、お友だちや叔母との旅行もありました。台湾、中国、ヨーロッパ、アメリカ、イスラエル。。。私たち一家がヨーロッパに住んでいたときも2回遊びに来て、一緒に旅行しました。
母ってちょっとだけ自己中なんです。私はその昔4か月の長男を連れてたった1人で夫の待つヨーロッパに赴任しました。「finちゃん1人で赤ちゃんを抱えて大変でしょう。ついて行ってあげないの?」と親戚に聞かれて「今ついて行ってもお手伝いばかりで遊べないでしょ。あの子達の生活が落ち着いてから行っていろいろ案内してもらうつもり。」と答えていました。
また、それから10数年後、やはり私たちがヨーロッパに住んでいて、そろそろ本帰国という頃、「あなたたちが帰国する前に遊びに行く」と、叔母と一緒にやってきました。近所の人たちは引っ越しの手伝いに来たのかと聞きましたが、さにあらず。叔母と2人で市内観光をして、私たちとヨーロッパ内を旅行して帰って行きました。
ちなみに母も叔母もその時に行ったオランダのクレラー・ミュラー美術館が忘れられないそうです。私も大好きな美術館です。
母を尊敬します。そしてこれからの20年を大切にしようと心から思います。