コロナ陽性が判明し、自宅療養しています。
いろいろな人に迷惑をかけることで目の前が真っ暗になりましたが、世界は私に優しかった。
前日に会った人たちの2人は濃厚接触者、そのうち1人が感染してしまいましたが、2人とも私を責めるどころかいたわりの言葉をくださいました。
職場の方もしっかりカバーをしてくださいました。
こっそり仕事もしつつですが、身体を休めています。
で、その合間にHuluで「高慢と偏見」のテレビシリーズを懐かしいなと思いながら見ていたら、
主人公のエリザベスが、お金持ちのキャサリン・ド・バーグ夫人に酷い言葉を言われて堂々と切り返す場面を見て、「素晴らしい」と思い、
キャサリン夫人の自分のエゴを押しつけてくる発言で、「私はこれを自分自身に言ってこなかったか?」と自問し、
それに対するエリザベスの言葉に拍手喝采でした。
私はこの原作が大好きで、テレビシリーズも映画も見ています。エリザベスはとことん自分を大事にする女性です。家族のために好きでもない人と結婚するのは断固拒否。お金持ちのミスター・ダーシーから求婚されますがけんもほろろに拒絶します。紆余曲折あって彼と結ばれるのですけど。結婚をめぐる恋愛協奏曲のようなこの作品が英国の古典として今も愛され読み継がれているのは、主人公のキャラクターの魅力のせいかもしれません。エリザベスが現代に生きていたらどんな活躍をするでしょうね。
今日この場面を見たのも、きっと必然です。


