昨日は一人で新幹線に乗って、私が生まれる前に住んでいたところを訪ねてきました。
私の両親は結婚して大阪府堺市に居を構え、私が母のお腹にいるときに兵庫県に引っ越しました。堺で住んでいた町の名前は、百舌鳥夕雲町(もずせきうんちょう)と読むのだそうです。仁徳天皇陵のすぐそばだったと母が教えてくれました。
若い父と母が住んだ場所、私が胎児として両親といた場所に行きたくなり、思い立ったらすぐ行動。私はずいぶん軽くなりました。
今はスマホで行き方検索できるし、チケットの手配もできるからありがたい。
母は番地まで覚えていなかったので百舌鳥夕雲町まで行けたところで満足しました。電信柱を記念に撮影。ふりがながついている!
この辺りを父と母が歩いていたのかな。絶対に歩いていたな。
仁徳天皇陵はもう目と鼻の先。きれいな公園が整備されていました。60年前にはなかったでしょう。気候が良くなったら母を連れてきてあげたいと思いました。
お腹がすいたので仁徳天皇陵そばのカフェでお昼ご飯。食べすぎました〜。
これ全部一人で食べました![]()
仁徳天皇陵ではボランティアガイドの方が声をかけてくださって、興味深いお話をしてくれました。この辺りにはたくさん古墳(陵墓)がありますが、皇族の陵墓と豪族の陵墓は向きが違う。それは皇族は長い部分が海から見えるように配置して、海外から訪れる人に日本の国力を見せようと考え、お墓をその向きに作っていたからだそうです。当時は海から陵墓が見えたのですね!そして夕雲というのは人の名前なのだとか。短い時間でしたがとても勉強になりました。
そして私の産土神社にも参拝しました。初めて行ったのにとても落ち着きました。樹齢800年の楠があり、歴史を感じます。
軽くなったとは言っても、家族の夕食の支度に間に合うように午後早めにに百舌鳥を後にした私は、まだ「主婦という箱」に自分を押し込めているのかな。まだまだこれからです。




