今日は夫とドライブを楽しんだ後、母が1人で暮らす実家に行き、ちょっと早めの母の日のプレゼントを届けました。母はお茶のお稽古で留守だと知っていたので合鍵で家に入り、仏壇の父にあいさつしていたら、夫の「誰か庭にいる!」という声が。見るとおばあさんがうちの庭の掃除をしていました。
お小遣い稼ぎでお庭の掃除をしてくださる方がいるということは聞いていたので、声をかけてあいさつしました。少しお耳が遠いようですが、とてもお元気で身をかがめて掃除をしておられました。私の父と同い年で、誕生日が1月違いなのだそう。
父と同級生といえば、1933年生まれの88歳で、誕生日が来たら89歳!それでよそのお庭の掃除をしていらっしゃる!!仕事ぶりもとても丁寧で、年齢を感じさせません。
帰宅した母は、「お父さんがなくなってからは私がお掃除していたんだけど、膝が悪くなってお願いしているのよ」と言っていました。母は82歳。人の手を借りながらでも頑張っていますが、なかなか大変だろうと思います。それでも引っ越すつもりはないらしい。
家には愛着があるでしょうし、母の選択なので、私には何も言えません。
でも私の20年ちょっと先にいる先達の姿を見て、私はできるだけ早くいろいろなものを手放して身軽になろうと思いました。持つものが少なければ、それだけ身軽になる。それってモノだけの話ではないですね。
執着を手放して、軽くなる。
私もまだまだいろんなものを握りしめていて重たいですが、少しずつ手放しているところなのです。