今日は夫は休みで私が出勤。7時過ぎに起きてきた夫にコーヒーだけは淹れてあげましたが、あとはほったらかしで出てきました。
勤め始めた15年前は、私も合わせて有休を取っていました。夫が家にいる日は私もいなければいけない気がしていました。コーヒーが飲みたくなったときに私がいないと不便なのではないかと。一方で、連休の合間に休みをとることに罪悪感もありました。本当にがんじがらめでした。
私は家事の時間を削って働きに出させてもらっている身。家事をやっていれば、夫が離婚をしたくても、私の落ち度を理由にできないと思っていました。夫は私のミスを探すのに必死でした。いや、当時の私にはそう見えていました。
うちの場合、別居もしていないし、相手とのやり取りがあったわけではない。準公認不倫とはいえ、詳細は知らせてもらえませんでした。ただ私が静かに耐え、その間に彼女が結婚して、夫は何もなかったかのように暮らしています。不倫中と不倫後の境目がありません。
彼女の存在は消えましたが、過去のモラハラ言動は不倫とともに消えたのかは分かりにくい。例えば夫は私が扶養から抜けたり、夜外出するのをものすごく嫌がりましたが、不倫していたら妻の不在や経済的自立は歓迎すべきことだと思うのですね。夫の言動は、とにかく矛盾に満ちていました。
夫を恐れなくなれば、そんなのどっちでも良くなるはずなので、怖さを克服するお稽古を続けないとね。それでも、夫の意向など完全に無視して仕事に出てきた私は、かなり進歩したと思っています。