今日は夫と映画デートでした。
村上春樹さん原作の映画で、今年のカンヌ映画祭で脚本賞を獲得した「ドライブ・マイ・カー」。
主演は西島秀俊さんです。
カンヌ映画祭での受賞するのもなるほどと思えるほど、ヨーロッパ的な作品です。
ネタバレになるのであまり言えませんが、主人公は愛車を駆って東京から広島に行き、ほかの人の運転で広島から北海道に行きます。
日本人の感覚として、東京から広島に車で行くのはかなりしんどいし、広島から北海道なら飛行機で行ってレンタカーを借りると思います。でもヨーロッパではどこにでも車で行くのはそんなに不自然なことでもありません。
チェーホフの「ワーニャ伯父さん」のセリフが何度も繰り返されて、それが語り手の心象を表す重要なモチーフになっていてうまい。これが脚本賞につながったのではないかと思います。
夫も村上作品はよく読んでいるし、車が出てくるから好きかなと思って誘ってみたもののやはりつまらなかったみたい。途中で何度も時計を見ていました。
映画の後、食事をしながら聞いてみると「俺としては15点。」「え~っ、私は95点。」と全然評価が違いました。
その昔2人で「トップガン」「バック・トゥー・ザ・フューチャー」を見たときは「よかったね~」と意見が一致したけれど、最近は見たい映画も違います。
それでも一緒に出かけること、2人で並んで歩くことが嬉しい。コロナ禍で、本当に久しぶりでしたが、楽しかった!
夫婦って、家族だけど、恋人同士みたいでもありたい。そういえば、この映画の夫婦も結婚して長いのに恋人同士のようでした。フランスで受け入れられたのはそんなところもあるのかもしれません。