記録的猛暑になった昨日、汗だくで夕食の準備をしていました。帰宅した夫は「暑い」と言ってエアコンのスイッチを入れ、ようやく一息つきます。
夕食後、しばらくくつろいでシャワーを浴びた夫は、「寝室に行くね。エアコン入れるから早くおいで」と言って、リビングルームのエアコンを切って出ていきました。
これが我が家の日常。夫のいるところだけ、冷暖房を入れることになっています。そしてそのことに夫は気づいていません。無意識にやっています。
これも不倫とモラハラの後遺症なんです。
夫から「ずっと前からfinが嫌いだった。finが人生のパートナーでよいのか考え直したい」と言われてから、夫との関係修復はあきらめていましたので、進学を控えた子どもたちのため、そして自分の経済的自立のために、離婚を遅らせるよう時間稼ぎをしていました。家庭を守るために最後まで頑張るつもりでした。そのためには、夫が「離婚だ!」と言いだせる口実を与えないこと。
義母のようにしていれば、夫には文句のつけようがない、というわけです。夫の基準になっているのは、無私の精神の塊のような義母なのです。義母は自分のためには絶対にエアコンを入れないし、冬はもともと寒さに強いので暖房の温度設定も13℃
くらい。
私は寒さに弱いのでつらいのですが、朝も夫が起きてくるまでは暖房を入れませんでした。(今でもそうです。)
その当時の心境はまさに「臥薪嘗胆」でした。
その当時は自分の心にブロックをかけて、できるだけ何も感じないようにしていました。
今はずいぶん自分を解放できたと思うのですが、冷暖房に関してはまだまだトラウマがあるようです。
もう少し、です。