不倫されていたころの出来事を急に思い出して苦しくなることがあります。

 

そういうときは「切り替えろ」と自分に言ってやります。

その昔、息子のサッカーの試合の応援に行くとよく聞いたこの言葉。

ボールを取られたり、パスミスをしたり、ファウルを取られたりすると

味方がすかさず「切り替えろ」と声をかけていました。

 

マイナスな気持ちになってもすぐに切り替えて次に行かないと試合に勝てないから。

 

今はもう不倫はないのだから、悲しい気持ちに引きずられて

貴重な今を台無しにしたくないから

私も切り替えるようにしています。

 

そして、自分にとって都合のいい過去を思い出します。

新婚時代の甘い思い出や夫にかけてもらった優しい言葉を思い出します。

 

ついでに嫌な過去も勝手に自分に都合よく解釈します。

 

たとえば、夫が不倫相手のことを「一緒にいるとホッとする、とにかく明るい、俺を支えようとしてくれる」とのろけたつらい記憶は、

私にそういう存在であってほしいと夫が願っていたからなんだと思うようにしています。

私ができていなかったことを不倫相手に求めたにすぎないのだと。

そして不倫相手の女性は接待を伴う飲食店にいた人だから

男性の求めるものをよく知っていて、上手に満たしてあげたのだな、と。

今は私といるとほっとするから、あの人は不要なんだな、と。

あくまでも私の勝手な解釈ですが、私の心の安定には役立ちます。

 

大学時代にボーイフレンドができなかった悲しい記憶も

「みんな気後れして私に声をかけられなかったのね」ということにしました。

一昨年大学時代の仲間と会ったときに「finさんは本当にお嬢様だったよなあ」と

思い出話が出たので、強引に記憶を書き換えておきました(笑)

 

かなり無理がある解釈ですが、誰に言うわけでもなく自分の中だけの話です。

(ブログには書いてしまいましたが、どうぞ笑い飛ばしてやってください)

 

夫の方は不倫などなかったことにしたいようなので

そこは合わせてあげています。

きっと夫にとっては黒歴史なんだろうな、というのも私の勝手な解釈ですが。