ブログを始めたのと同じころ、長男のところに赤ちゃんが生まれました。
大きな男の子でした。
Oと私はおじいちゃんとおばあちゃんになりました。
長男が生まれた時のことを思い出して、胸がいっぱいになりました。
私たちは愛し合っていて、幸せでした。
生まれるまで分娩室の外で待っていたOは、私に「ありがとう」と言って、手を差し伸べました。
私はその手を握って涙をこぼしました。
あの頃はOが不倫をして私に「ずっと前から嫌いだった」と言う日が来るなんて
思ってもいなかった。
遠い任地まで長男についてきてくれたお嫁さん、
可愛い子どもを産んでくれたお嫁さんを
絶対に悲しませないでほしい。
心からそう思いました。
長男とお嫁さんにもこれからいろいろなことがあると思います。
子どもが大きくなると、単身赴任になることもあるでしょう。
心が離れてしまうこともあるかもしれません。
でも、絶対に不倫に逃げないでほしい。
2人に私の思いを話しておくべきだろうかとちょっと思いましたが
今の幸福に水を差すような気がしてやめておきました。
コロナが心配でもあり、すぐに会いに行くのは遠慮して、
Oと2人で写真や動画で楽しませてもらいました。
父が孫を欠点も含めて丸ごと愛してくれたように
私もこの子のすべてを受けいれ、愛していきます。
無垢な存在が、私を浄化してくれました。