(過去のお話です。)

 
マルの死によって、私の中の何かが変わってしまいました。全てが終わった、もう私たちが一緒に住む意味はなくなった。そんな気がしていました。
 
しかし、家には次男がいました。マルがこの世を去る3日前に、遠方に住んでいた次男が帰ってきて、また一緒に住むことになったのです。3人でマルのお弔いを済ませると、相変わらずの日常が始まりました。私たちが2人っきりにならないような天の計らいがあるかのようでした。
 
私の資産形成は順調に進んでいました。目標額はほぼ達成していましたが、果たしてこの金額で安心して暮らせるのかという不安は残っていました。
 
そして第4段階であるOの60歳の誕生日もまた近づいてきていました。遠方に住む長男も帰省して、近所のお寿司屋さんでお祝いの会をする計画でした。子どもたちからも何かプレゼントの計画があるようで、私も自分の貯金からお金を出して贈り物を買うことにしていました。
 
Oが60歳になるときに、たまこさんと本当に決別できているかを聞くつもりでした。でもいつ、どのタイミングで?