(過去のお話です。)

 

通訳学校には1期しか通えませんでしたが

そこで基礎を学んだことが仕事で役に立ちました。

 

前にも書きましたが、今の仕事はあまり通訳の機会がない。

たくさん仕事をすると、少しずつ慣れてくるものだけど

本当に突然「〇月×日に通訳に入ってくれる?」と頼まれるので

いつもドキドキしていました。

 

逐次通訳の場合、切りのいいところまでしゃべってもらってから訳すので

訳し落としがないようにメモを取ります。

でもちゃんと内容を覚えていないとメモを見てもそれが何だったか思い出せない。

ましてや殴り書きのメモだったりして書いた自分も読めなかったら悲惨です。

 

また、使われるであろう用語がすぐに訳せるように単語リストを作ったり

内容がよくわかるように背景知識を仕入れたりと、事前準備も必要です。

 

たった半年ですが学校でそれを学んでいたおかげで

頼まれた通訳の仕事はある程度こなすことができました。

「今日の仕事はfinさんじゃなきゃできなかったね。」と声をかけていただいたことも。

件数が少ないので実績と言うにはお粗末でしたが、

それでも経験は経験です。

もちろん反省点もた~くさんあり、もっと学びたいという気持ちがむくむくとわいてきました。

 

何年もたってから、その機会が突然訪れました。