Oにずっと前から嫌いだったと言われて、
それを静かに受け止めた私。
もう心の表面は何の感情もないくらい
鈍くなっていました。
でもその奥底には深い深い悲しみの沼がありました。
Oが好きだから辛いというのとはちょっと違う。
たとえ
「finがパートナーでいいということになったから
finとこれからもやっていくよ」
と言われても全然嬉しくなかったと思います。
一生一緒にいようと思って結婚した人、
あんなに好きだった人と
こんなことになってしまったことが悲しかった。
大事なものを守りきれなかったのが
痛恨の極みでした。
その思いは今でも消えていません。