ひっそりつぶやくように書いていたブログをたくさんの人が見てくださっているようで、

本当にびっくりしています。

温かいメッセージもいただいて、本当にありがたいです。

でも、多くの人が閲覧するということは、

Oやたまこさんの目に触れる可能性もあるので、気をつけなくては。

 

アメンバーの申請もいただいていますが、今のところ限定記事を書く予定はないのです。

その段階に来たら募集させてください。ごめんなさい。

 

さて、Oがたまこさんと別れるというので、もとの家族に戻れるかと期待した私ですが

残念ながら事態は悪くなっていきました。

 

たまこさんへの未練がそうさせるのか、Oは私の失敗を容赦なく叱るようになり

私はどんどん萎縮していきました。

Oが帰宅して玄関のチャイムが鳴ると、どきっとするようになりました。

Oに対して敬語をつかうようになり、叱られたら「すみません!」とひたすら謝ります。

そんな卑屈な態度もさらにOの怒りを買うのでした。

 

Oの怒りにはどう考えても理不尽なものもありました。

夜遅く、さあ寝ようかというときに背中のマッサージを頼まれて、

あまりの眠さに途中でうとうとしてしまうと、

「もういい!やる気がないから眠くなるんだ」と叱られ、

「ごめんなさい。もう寝ないのでもう一度させてください」と言っても許してもらえません。

↑今思うと私たち夫婦は本当に異常でした。

 

どんなきっかけだったか忘れましたが、Oに叱られて私がついに爆発してしまいました。

大声で泣いて「もう実家に帰る!今からタクシーに乗って帰る!」とわめく私に

「今は夜中の3時だから、朝になったら実家に送って行ってあげるから」と

Oになだめられました。

次の日(土曜日でした)Oが私を車で実家まで送っていってくれました。

両親には会いたくないからと近くで私を下しました。

 

親を心配させたくなくて2年半も隠していたのに、

ついに全てを打ち明けることになってしまいました。

 

両親はにわかには信じられないようでした。

今までの経緯を話し、

「Oは私が主婦としてダメだから怒っているというけれど、

私は彼女のことが裏にあると思っている。

私と離婚して彼女と結婚したいから、私から離婚したいといわせるために

私につらく当たるんだと思う」と言うと

父は「finは、お母さんとよく似ていて、逃げ道を残さずに人を責めるところがある。

Oくんは、finに責められて、そんな風になっているんじゃないか。

Oくんに好きな女性がいても、妻子を捨てるなんてありえない。

もしそんなことするなら、あいつはもうダメだ」と言いました。

 

また父は「あっちのお父さんが生きていたらなあ」と言っていました。

父はOのお父さんとも仲良くしていたので、

もしO父が生きていたらすぐ電話して相談していたでしょう。

でもO父は前年の春に亡くなっていたのです。

1人になったO母を苦しめることはしたくありませんでした。

 

母に「finはどうしたいの?」と聞かれて、

「Oがたまこさんが本当に好きなら仕方がないから離婚してもいい。

でも、そのためにはOから「離婚したい」って言わなきゃだめだと思う。

私から離婚を言わせるのは卑怯だから、私はOに何を言われても耐え抜く。

お父さんもお母さんもOには何も言わないで。私、できるところまで頑張る」

 

そう決まったところで、両親と私は父のお気に入りのお寿司屋さんに行き

その晩は3人でおいしいものを食べ、心安らかにすごしました。

こんな時にそんなことができる自分が不思議でした。

我ながら「強い女」なんだと思います。

 

日曜日の夜、Oが私を迎えに実家に来ました。

Oは子どもたちを連れてきたので、父も「あんまり心配させないでくれよ」としか

声をかけられませんでした。

 

自分の家に戻ってから、母から電話があり、「Oさんに代わって」というので

代わりました。

母 「私たちと話し合いをする時間をとってもらえないかしら」

O 「今お話しできることはありません。これからどうするか決まったら

   お父さんとお母さんにもお話します」

母 「Oさんにはお付き合いしている女性がいるそうだけど、

   今回のことはそれと関係があるの?」

O 「いいえ、全く関係ありません。我々夫婦の問題です」

 

両親はそれ以上何も言いませんでした。

でも次の日、2人別々に電話をかけてきてくれました。

2人とも同じことを心配していました。

「fin、大丈夫か。Oくんにひどいことを言われているんじゃないか」

「fin、Oさんはあれからどう?頑張りすぎないで」

親がどれだけ子どものことを心配してくれるか。本当にありがたかったです。

でもうちの両親が知っても、事態はよくなりませんでした。