Oとたまこさんは何度か別れそうになってはよりを戻していました。

 

最後にOがたまこさんと別れると言ったのは、不倫3年目のお盆休みのころです。

日記を読むと、こんな感じでした。

 

6月 

  • 6月〇日 帰宅後Oはやたらとメールのやり取りをしている。下の息子に「お父さん単身赴任になるの?(別居になりそうだったので、息子たちにはお父さんは単身赴任になるかもしれないと話していました)」と聞かれて、「さあ、どうかなあ」と答えていた。
  • 6月〇日 Oは9時過ぎに寝室に行き、すぐに寝てしまう。私がリビングルームでパッチワークをしていると、15分から30分毎にメッセージが入る音がして不安が募る。
  • 6月〇日 O母が泊りがけで遊びに来る、母がいる間は明るくしていたOは、母が帰ったとたんに暗くなってしまう。下の息子がふざけてじゃれても相手にしない。
7月
  • 7月に入ってOはずっと元気がない。夜もふと気が付くとうつぶせになってため息をついている。私にはほとんど話しかけることはないけれど、子どもたちには普通に接している。
  • このころ、前回書いた「今すぐでも働け。しばらく別居しよう」発言あり。
8月
  • お盆休みの最後の日、Oに「たまこのことだけど」と話しかけられる。
    私 「そのことならもうあきらめたから。家を出ることになったの?」
    O 「いや、違う。俺がたまこと切れたらfinは安心するんだろ?
       たまことは完全に別れるから。」
    私 「安心、というのはおかしいけど」
    
    その夜遅く、Oは電話をするために外に出て行って、長い間帰ってきませんでした。
 
この時点でいったんは別れたのか、それとも相手が納得せず別れてもらえなかったのか。
それはわかりませんが、2人の仲がこれで終わりにならなかったことだけは確かです。