ホテルの私の部屋でのこと。

私は混乱して、ショックを受けていましたが、

絶対に取り乱さないと心に決めていました。

 

その様子に安心したのか主人の表情は和らいで、

いつもの彼の顔になっていました。

「もうこうなったら認めるしかない。彼女と身体の関係はあるよ。

finはどうしたい?

俺は別れたくない。

第一に俺がお願いしてfinに専業主婦になってもらったから。

第二に子どもたちが大好きだから。

第三にfinのことも好きだから。」

 

私「いや、彼女と共存はできないからどちらか選ばなきゃ。」

主人「もう選んでる。」

私「今日別れられるの?」

主人「それは無理。時間をかけて別れるから。」

 

私は心の中では、今日別れられないなら私が無理だと叫んでいました。

でも子どもたちは?

仕事もしていないのに生活していけるの?

 

こうして当時のことを思い起こすと、

私は主人からも彼女からも、軽く見られ、

コケにされていたんだとわかります。

もっと毅然として、離婚覚悟で行動できたはずだった。

あまりにも世間知らずで、

箱入り娘から箱入り奥さんになっていた私は

相手の術中に落ちてしまいました。