The thought without the end -18ページ目
カムバに向けての忙しい準備の中。
気づくと・・・最近ベッキョンとばかり一緒にいるカイに気づく。
それぞれが今、ハマってるものだったりそういうのを共有するかのように
時期によってよく一緒につるむって事がありがちだ。

僕と違って愛嬌満点のベッキョンは皆に好かれる。
何をやっても可愛らしい。そして、それを自分でわかってて装うこともある。
イヤミにならないのがベッキョンの良さ。

移動するのもしょっちゅう二人でいる。
体格の違いからか、後ろ姿なんかはまさしくカップルそのもの。

ぁ。僕もそんな風に見えてたのかなぁ。なんて今更ながら感じる。
ま、僕にはベッキョンのような愛嬌はないけど。

あまりのスキンシップに、相棒とされるチャニョルはヤキモチを妬いてるようだ。

時折、鋭い目つきで僕を見るカイ。。
その目に気づいた僕が問いかけても生半可な返事だけですぐベッキョンの方へ行ってしまう。

あぁ。見たくない。
そうかと思えばどこかのグループの子と付き合うようになったらしい・・・。とか
僕のいないところで噂になってるみたい。
はぁ。
こんな話ばっかで嫌になる。

「ギョンス!このヨジャグループの子知ってる?」
声をかけてきたチャニョルに「知ってるよ」と振り向きざま答えると、即
「お前が好みのタイプだってラジオで言ってたらしいぞ~」
ビックリした。これだけ男前がたくさんいるグループの、どうして僕なんだ?

「ギョンスって優しそうだもん。実際にも優しいし、それに結構ってかかなり男前な部類だと思うよ?」
横から加わって話に入るジョンデに
「でもさ、ここにはもっと男前がいっぱいいるよ?」

笑う僕に遠くからきつい視線が飛んでくる。

確かめなくったってわかる、カイの視線。

「今度さ~一緒になった時、声かけてみる?」
「あはは~冗談!」
ジョンデの冷やかしに笑って受け流す僕。
「いいじゃん~向こうがその気なら話は早い。声かけてみたら~」
ベッキョンまで・・・。

そして小さな声で僕に言う。
「あいつは俺が貰うから。」
小悪魔のような顔をして耳もとで呟くベッキョンの声。

あいつって・・・。