香水選び（２）

このクリスマス、三毛は３本の男性用の香水を選んだ。

そのうちの1本がこれ。


キャシャレルのアモールオム。

三毛の親友、「あいつ」の兄貴のため。
あいつの兄も三毛の友人である。
兄には、
「甘くてそれでいてしっかりとした落ち着いた香りの残るもの」
が欲しかった。

香水の匂いはつけていると次第に変わっていく。

最初に来るインパクトのある香り
その後、体温で温められて出てくる香り
最後にずっと残っている香り
これが三毛流の解釈。

専門的にはやはり、香りに3段階あり
トップノート、ミドルノート、ラストノート
と言うらしい。
その調合成分によって違う香りが出てくるようだ。

友人のイメージをもとにしてたどり着いた香り・・
その調合家が、その香りによって醸し出したかったイメージと
友人のイメージと
それを比べるのがとっても楽しい！！

イメージが似ているととても嬉しいし、
もしかしたら
自分の知らない友人の一面がここで暴かれるかもしれない・・
という楽しみもある。

キャシャレルのアモールオム・・

トップで、マイルドでありながら快活で
ミドルで、シャープなのに優しい
ラストで、ナチュラルでロマンティック

マイルドで優しい、それでいて快活でシャープで
その上ナチュラルでとてもロマンティックな
芯のある洗練された大人


兄がロマンティック・・・（笑）
発見かな！
あとはぴったしだね！！

兄には初めて香りのプレゼントをした。
受け取った兄は、
「よく好きな香りの趣味がわかったね」
と申しておった。

三毛は満足である。