5年間モヤモヤしてきたこと。
ずっと雲が晴れないので、今年を境に気持ちをスッキリさせました。
今新しいイメージブックを作っています。もう直ぐ完成ワクワクです。
わたしは障害者服デザイナーと呼ばれることがあります。
その呼び名に違和感があります。
障害者のためのファッションではなく、あなたという1人の人のためのファッションを作ってます。
サポートが必要な人、あった方が助かる人がいて、服を作る上でそれがどのような事なのか知る必要がある。解決できる方法を考えながら服をつくる。
胸のボタンは留まるけどお腹のボタンが留まらないどうしよう、それと同じ。
ひとりひとりが持つ課題を解決しながらデザインをつくる。
障害健常関係ない。
バリアフリー、ユニバーサル、その他諸々…ファッションに冠は必要ない。
ファッションはファッション。冠を付ける必要ない包容力がある。
多様性を!共生社会を!と、声を張り上げるより、ただ普通に、当たり前に、一緒に過ごせばいい。
向き合うひとりひとりを大切にすればいい。
それをだまってずっと続ければいい。
誰かと比較する必要もない。
あなたはありのままでいてください。
ありのままの自分を好きでいられる服作り。
寄り添い一生を伴走する服作りでありたい。
2017SSコレクションします。