服を作ることに慣れている人

●服を作ることに慣れている人

こんにちは。婦人服オーダーマイスターの深田恭美です。

オーダーというと、皆さん敷居が高いですよね

その理由として、
子供の頃お母さんの手作り服を着ていたか、
子供の頃から既製服を着ていたか、
によるということに
面談にいらした方のお話から気が付きました。

私はほどんどの服を母が作ってくれたので、
洋服を買ってもらったことがありませんでした。

ですから、手作りの服を着るのに違和感はありません。
デザインも「こんなのが欲しい」というものを
リクエストして着ていました。

つまり、洋服を自分で決めてきたのか、
選んできたのかの違いなのだと思います。

子供の頃は、作った服よりも買った服のほうが
良いものだと思っていましたが、
実は手作りのほうがとても贅沢なものだ
と今になって思います。

「自分が着たい服を自分で決める」

リーズナブルで使い捨ての服が多い今、
自分にあった服を持てることは、
とても贅沢ですし、心が豊かになれます。

私は普通の人が気軽に自分に合った服を
手に入れられるようになったらいいな～
と思い、この仕事を始めました。

決して安くはありません！

だからこそ大切に長く着られる
オーソドックスな服を持つことが、
自分のためにも、環境のためにも
良いと思っています。

数年前に聞いた話ですが、
一人年間7キロもの衣類を捨てているそうです。

そのゴミが環境を汚染しているため、
また、勿体ないという思いから
リサイクルが流行っているのでしょう。

大げさかもしれませんが、
洋服一つ選ぶにしても、
社会的責任があるということに
皆さんに気付いていただけたら…
そう思います＾＾

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