●体型を隠すのではなく補正する！
こんにちは。婦人服オーダーマイスターの深田恭美です。
40代中頃になると、若い頃とは体質が変わってきて、
思うように痩せなくなってきます。
今まで肉がつかなかったところにも、
気が付くとついていたり、
同じような生活をしていても、体重が増えていたり…
毎日の忙しい生活の中で、やせる努力もなかなかできないですね！
その結果、体形を隠すようにゆったりとした服を着るようになる…
そして、身体を締め付けることのなくなり、更に太って…
そんな悪循環の生活をしていませんか？
洋服は、「体形を隠す」のではなく
「補正する」機能もあるのですよ！
以前こんなことがありました。
乳がんで手術をした女性が、
勤めていたオーダーサロンにいらっしゃいました。
左右の胸の高さが違ううえ、影響で切除した側の腕がとても太く、
既製服が着られないというお悩みをお持ちでした。
洋服は基本的に左右対称に作られます。
ですがこの方の場合、あまりにも違い過ぎて
それは無理でした。
片方だけ肩パットを入れたり、
腕の太さも目立たないように、でもきつくないように
左右の袖の太さを変えました。
身頃も左右形を変え、胸はパットで補正していただきました。
そうしたら、本当にバランスよく見えたのです！
鏡に映った姿を見て、お客様もご主人様も
涙ぐんで喜んでいらっしゃいました。
極端なお話ですが、こんなこともできるのです！
ヒップが小さく寸胴な人は、あえてスカートのヒップを
少し大きめにしてメリハリをつけて、
ヒップが大きい人は、上半身に少しゆとりを持たせて
上下の差を小さくして、
バランスを良く見せることもできるのです。
ゆったりとした服を着るよりも、
その人の体型に合わせた洋服の方が、
ずっとスマートに見えます。
そして、スマートになった体形を周りに見られている
意識があれば、身体も自然と締まってくる…
好循環が始まるのです！
いかがですか？
洋服は「体型を補正するもの」
いつまでも、自分らしく、そしてスマートにいたいですよね♡