署名の発信者 明るい民主県政をきずく 香川県連絡会

(追記)香川県議会は6月県議会で、

 

総額2100万円以上の公費を使い、

県議8人をブラジル・パラグアイ・アメリカへ派遣する内容を

賛成多数(反対【3人】)で議決しました(7月12日に議員1名が派遣を辞退)。

 

航空券代や通訳代など、1人あたりおよそ263万円。移動の飛行機はビジネスクラス、航空代には、全部で1人あたりおよそ187万円がかかり、また、ロサンゼルスを訪れた際に、県議たちが宿泊するのは、

 

1人1泊6万6,000円する高級ホテル。

 

派遣の目的は、移住者や現地の県人会の友好親善を図るためだといいますが、8人も派遣する必要があるのでしょうか。知事が参加するのであれば、議会代表は1名で十分ではないでしょうか。これまでも同様の派遣で、

 

知事と議長一人が参加したこともありました。全国平均から見ても多すぎます。

 

今、県内で働く

ワーキングプアと呼ばれる年収200万円以下の人が、

 

約8万4000人、働く労働者の約2割にもなります。

 

また、この間の物価高騰も受け、

 

県民生活が苦しい中、

 

議員が一人当たり約263万円以上もかけての

豪華海外旅行に行くことは、

県民感覚からは大きくずれた認識であり、到底納得できるものではありません。こんな議員特権の海外派遣はやめるべきです。

旅費返還訴訟で「観光」については 全額返還を命じている

明るい民主県政をきずく香川県連絡会や市民オンブズ香川が、2016~17年の議員の海外視察4件について費用返還を求める訴訟を起こし、21年12月、高松地裁はこれらの海外視察が「実質的には観光」だったとして、議員20人に対し、計約760万円の返還命令を出しています。こうしたことへの反省もなく、高額な海外派遣を行う香川県議会に抗議の声を届けましょう!

 

以下、陳情内容です。

2023年6月の香川県議会には、「議員の海外派遣」の議案が提案され、総額2100万円以上の公費を使い、8名もの議員をブラジル・パラグアイ・アメリカへ派遣する内容のままに賛成多数(反対⑶)で議決されました(7月12日に議員1名が辞退)。

派遣の目的は、「ブラジル香川県人移住110周年」「パラグアイ香川県人会50周年」の記念式典等に出席し、祝意を表するとともに、南カリフォルニア香川県人会等との懇談を通じて、友好親善関係を図るとしています。

2017年12月に制定された「議員の海外派遣取扱要領」には、

 

「旅費の額は一人当たり100万円程度とする」とされていますが

、今回の派遣費用は

 

一人当たり263万円という高額であり、

要領で規定する額の2.6倍にもなっています。

 

また、

年収200万円以下で働くワーキングプアと呼ばれる方々は

、県内で約8万4000人もおられ、

労働者の2割に達していますが、

その年収をはるかに超える豪華な海外派遣旅費を県民の税金から支出することは、到底、納得できるものではありません。

全国を見ても、このような海外派遣を行わない自治体は8県になっており、議会代表1名に限定する県も多数になっています。こうした実態も踏まえ、香川県でも豪華な海外派遣はやめるべきです。

 

陳情項目は、以下の2点です。

1.香川県議会は、高額な海外派遣をやめること。

2.県人会や友好都市の記念式典などへの招待派遣は、議会代表1名にすること。

オンライン署名の締め切りは、9月13日(水)。県議会が9月14日に開会されるので、開会日までに県議会に提出します。