ミサンドリー(男性差別)広告がある、

ということで見てみたら、

何のことはない、仁藤夢乃さんを嘲笑するブログ。

おまえの「感想」などには公共性などないわ!

女性差別主義者め!!

そして、後で冷静に考える。

セリフを入れ替えたら

「ミサンドリー(男性差別)」でしょうか?

男性のみなさん、どう感じますか?

 

わたしは、この広告自体、

男女を入れ替えても入れ替えしなくとも

名作だと思う。

文章も心に刺さった。

共鳴した。

 

ただ言えるのは、

昭和も今も

「男女を分けた表現」が多いのではないかと。

特に昭和・平成。

それが「男女の役割を固定化する」

という役割をしてきた。

 

昭和の保険の広告で

若い男女の写真が四角い枠に入っていて、

男性の横には「星になる」

女性の横には「花になる」

とあった。

どうして「星」「花」?

 

説明してくれた人がいて

「男は、はるか宇宙、はるかかなたを目指せ、

男のロマン、頂点に立つことを示唆され、

女は、容姿端麗で

癒す存在であれ

という

男女役割分担を進める表現」

。。。

今回の広告は

そういうものではでないし、

後から入れ替えるという「配慮」も

あらかじめ決められていたという。

時代は変わったのだな。

 

日経の広告で

「女は変わった、男はどうだ」

というのもあった。

ちょうど男女雇用均等法が出て、

既婚女性も資格を取ったり

起業したりが出始めた時だった。

「男は」「女は」というと

一歩まちがえばミサンドリー。

けど、時代を察知した広告だった。

名作だったと思う。