下、「慰安婦問題」資料サイト。「日本人慰安婦」、「遊郭制度」

日本特有の人身取引制度「前借金」についても。

 http://fightforjustice.info/

公文書もあります。

現代日本で、そして世界で、

「慰安婦制度」「遊郭制度」が復活しないためにこそ!

 

公文書一覧の新刊
「文書・証言による 日本軍慰安婦強制連行」
 論創社

 

「買春する帝国」 岩波書店

「極秘公文書と慰安婦強制連行 外交資料館等からの発見資料」

 三一書房

 

「日本軍「慰安婦」関連資料21選」
  日本軍「慰安婦」問題解決全国行動編
「慰安婦」女性の年齢の記載もあります。

 

「慰安婦問題」の全貌と真実がわかる映画「ロラたちに正義を」「終わらない戦争」は名古屋YWCA内「旧日本軍被害者を支える会」と大阪 市民共同オフィス内SORA、「慰安婦」関西ネットワーク が貸し出しをしています

 

他にも

伊藤孝司さんの写真と取材記事集

「破られた沈黙」 風媒社、 (「破られた沈黙」は絶版かもしれませんが、韓国・朝鮮の「慰安婦」「性暴力被害者」についての本が新しく出ています。「破られた沈黙」は私が持っています)

 

「日本人慰安婦」 現代書館

「からゆきさん」 共栄書房

「からゆきさん」朝日文庫 森崎和江著

「サンダカン八番娼館」文春文庫 山崎朋子著

森崎氏と山崎氏の本には、

「日本人売春婦」と「日本人からゆきさん」たちを強制連行したことや、

誘拐や騙したりなどして 集めていた

ということのレポートも あります。

wamカタログ14 日本人「慰安婦」の沈黙~国家に管理された性 | アクティブ・ミュージアム 女たちの戦争と平和資料館(wam)目次 グラビア [地図] 記録された日本人「慰安婦」 1 性を管理する国家・日本の歴史~近代公娼制度から戦後まで 2 被害を語った日本人「慰安婦」 3 敗戦直後の性暴力被害 アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資...リンクwam-peace.org

 

wamカタログ10 軍隊は女性を守らない―沖縄の日本軍慰安所と米軍の性暴力 | アクティブ・ミュージアム 女たちの戦争と平和資料館(wam)目次 グラビア 沈黙の声 1 沖縄の歴史と日本軍の侵略 2 日本軍による性暴力被害 3 戦後も続く性暴力 アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」編 定価:1,890円 頁数:フルカラー 58頁(折込2頁) ...リンクwam-peace.org

 

 

日本の政府や国民が 自国の 「負の歴史」と真摯に向き合うかどうかの問題です。

〜 佐渡金山の世界遺産推薦は、「韓国の反発」が問題なのではない。/ あしべの自由帳 https://yukito-ashibe.hatenablog.com/entry/2022/01/22/125949

 

自国の加害について、 謝罪と責任の取り方

ドイツと日本とは違う、とは言うけど、何がちがうのか?

 

ドイツは 先人の大戦下の「まちがい」を教えている。伝えている。

ナチスには 「従軍慰安婦」がいた。

その事実も展示している。

ナチスの「慰安婦の部屋」が展示されている。

 

アメリカは、不十分とはいえ、「情報開示」をし、

原爆投下が 不必要な人体実験目的だったことを開示した。

ハリウッド映画では、先人のあやまちを映画化することも多い。

先住民問題関連の映画も もう3作も作られている。
反対に

慰安婦問題や徴用工問題について 何も知らされず、

「反省」がないまま

、日本は 昔と同じ道を歩んでいる。

仁藤夢乃さんや 北原みのりさんなどへの フェミ叩きを見てもわかる。
 

慰安婦問題については 韓国にだけではなく、

台湾やフイリピンにも 同じ問題があり、

台湾では「慰安婦問題」と 日本軍が犯した「霧社事件」についても 

教科書に記載されている。

どの国でも「慰安婦問題」や「戦時性暴力」は許されていない。

(ベトナムの「韓国タイガー部隊」については大統領や市民団体が謝罪をしている。

わたしがいつも貼っているのは、「ベトナムの虐殺被害者像」で

「韓国の少女像」を製作した人が作って ベトナムに寄贈したものです。)
 

シンガポールやマレーシアも、日本を非難してはいないが、

日本に侵攻されたこと自体は 怒っている。

アメリカも同様。

日本はそれを絶対に 忘れてはいけない。
 

「水に流す」という「民族性」と 「許す」という文化は、
「弱者側」の 「泣き寝入り」に支えられている。
「慰安婦問題」「徴用工問題」は、韓国と日本だけの問題ではなく、
人類普遍の 性的搾取や労働搾取、貧困者や途上国搾取と つながっている。

それはウイグル問題に同じ。
 

それを忘れているから、日本人は 自分のことをタナに挙げている。
中国の少数民族搾取も、日本が、「経済的植民地」政策を途上国にしていたのと同じ。
それは欧米も同じ。
わたしは

「欧米はいい」 なんて言っていない。
ロシアが無罪て 言っていない。
 

慰安婦問題は 性暴力問題。
それを「水に流して」いたら、これからの性暴力問題は解決しない。
そのままだ。
だからドイツの女性たちも 「metoo」と言って、

慰安婦被害者と共に戦っている。

 

「慰安婦問題」「徴用工問題」とは

「韓国と日本」の問題ではない。

性暴力問題と 労働者の問題だ。

そして、男性である「兵士」も被害者であることも 忘れてはいけない。

兵士も 戦争被害者であることは忘れてはいけない。

 

「慰安婦問題」は 韓国だけにあるのではない。

フィリピンや中国は、抗日ゲリラ狩りに乗じた性暴力があった。

男性の虐殺被害と同時に 女性もレイプ被害にあった。

被害者は「慰安所」に連れていかれ、「慰安婦」として監禁されたので

「慰安婦問題」のひとつとして 扱われている。

これらは 調査(日本人による)がある。

 

原爆について、「日本人は許している」「韓国人は日本を許さないから愚か」

という言いぐさがあるが、

日本人は 原爆を許していない。

許してなるものか。

再び落とされてもいい日本人なんか いるものか。

「アメリカになら 落とされてもいい」?

バカなこと言う日本人は いるの?

ただ、「敵」は大きい。「許さない相手」は大きい。

相手は核兵器そのものだ。戦争そのものだ。

だから、時として「日本政府」にも 反論がある。

 

韓国の、被害者おばあさんや支援者も

同じ心だ。

「敵」は 「性暴力」そのものだから。

もちろん、おばあさんたちが生きておられるうちに

日本政府からの 具体的な謝罪は 必要だけれども、

それ以上に大事なのは

差別と性暴力をなくすこと。

 

だから、時として 韓国政府そのものにも「反論」「抗議」する。

最近起きた 韓国での市民団体バッシングも

性暴力被害者を軽んじる勢力からの 圧力であるから。

 

マスコミも へんな過激な韓国人ばかり取り上げていて

日本人が韓国人を 敵視するような作為を感じる。

イ・ヨンスさんの発言も

日本側につごうがいい、面白おかしい発言ばかり取り上げ、

その後の「和解」や ヨンスさんの意見や意思については

あまり報道されていないし、

議員のイ・美香さんが「無罪」だったことも 報道されていない。

日本人が 韓国に対して 「反発心」を煽るような報道ばかりだ。

「慰安婦問題の何が問題か」

「おばあさんがいかに ひどいことをされたのか」

は 一切報道されていない。

これでは、

「日本人は悪くない」「悪く言う韓国人が悪い」

と、日本人はみな感じてしまう。

 

ここにも日本特有の 「文化」が関係している。

 

「罪は許せ。水に流せ」

 

個人対 個人の対等な立場間での いさかいについては

そうだ。

けれど、個人 対 「大きな力を持つ相手」

には 当てはめるべきではない。

 

旭川市でのいじめ問題で 校長の言いぐさをどう思いますか?

「加害者にも未来がありますから」

 

だから加害者の処罰はすべきでない?

それが正しい?

 

これは ほんの一例で、これまで

被害者の方こそ どれだけこれを言われた言葉だろうか?

特に性暴力被害。

 

「水に流せ」

 

「どうしても 許せない」というと

「執念深いね」「しつこいね」「そういう考え方のあなたこそ悪い」

 

「慰安婦問題」でも、その構図がそのままだ。

 これを許してしまっては

被害者になった女性は 永久に 「悪い側」だ。

 

これは 韓国だけの問題ではない。

世界中の女性たちが 気がついている。

Metooなのだと。

 

戦争中でも 性暴力は許されない。

もう許さない。

戦争中の性暴力を許す文化など 止めよう。

止めないと 終わらない。

悲しみと怒りの連鎖が。

・・・・

「中世魔女裁判」を記録し 展示する博物館もある。

名古屋市博物館で それらの資料が展示された。

「二度とこのような あやまちを人類がしないように」

というコンセプトだ。

 

「水に流せばいい」

ならば原爆の像も 必要なくなる。

「世界遺産」の意味も なくなる。

ただの観光道具なのか?

 

ユーチューブに、英語(字幕つき)で素晴らしい解説がありました。

コメントも高評価、外国の方からの評価もあります。