フェミニズムについて、男がデスる投稿ばかりでなく

女性がフェミニズムの必要性を 語るブログも増えてきた。

リブログの「イヴォン」さんの記事は

すごく面白いです。

フェミニズムを こんなに面白く語れるとは

なかなか大したものです。

他にも 

「社会に出て仕事をすると

どうしてもフェミニズムの必要性を感じる」

と語る記事もありました。

その方のご苦労のお話も そのうちリブログしたいです。

 

フェミニズムに入る女性は、

意味なく入る人はいない。

「女性である自分が 自己肯定感が低いのは

男尊女卑的な 父親が原因だった」

「父親からの虐待や母親へのDV」

も理由だったり。

若い頃は「結婚して主婦になるのが幸せ」

と信じていたが、 結婚してみるとそういうことに疑問。

とおっしゃった方もいます。

「親の姿から、普通の女性の生き方が

幸せを保証するものではないと わかった。

独身で生きていくためには 

フェミニズム的な考え方も必要」

という方もおられます。

 

逆に、

就職したら フェミニズムから離れる人もいるし、

フェミニズムを必要とせずに 一生を送る人もいます。

 

フェミニズムは、宗教でないし

義務でもないのだから

 

フェミニズムも 手段のひとつでしかない。

だから、もしも必要ならば 人生の考え方のひとつとして

使っていただけたらいいと思います。

・・・・・・・・・

むしろ、フェミニズムを 御大層に考えているのは

ミソジニストとアンチフェミの人 ではないですか?

ビクビクしているんですか?

 

言われる人は多いでしょう。

男性でも女性でも。

「そういうことをすると不幸になるよ」

「そんなことをすると損だよ」

「それはしない方がいいよ」

「そんなことをしても意味がないよ」

「そういうことをすると 家庭崩壊だよ」

「そういうことをすると子どもが不良になるよ」

「そういうことをすると メンタルおかしくなるよ」

・・・・・・・

ジョン・レノンの言葉を借りますが

「他人からの ダメ出しを信用し続けて

やりたいこともできず

一生過ごす人の なんと多いことか」

 

・・・・・・

だいたい、ウーマンリブの頃から

「女がそんなことをすると 不幸になる」

「フェミニズムは 女を幸せにしない」

と言われてきました。

今日やきのうのことでは ありません。

フェミニズムには歴史があります。

そういうデマを 覆しながら

実現してきた歴史が ありますからね。

口先三寸には 負けません。

 

典型的なのは

「女は子どもが3歳まで働くな。そうしないと

子どもが不良になる。バカになる」

笑っちゃいます。

そういうことを言った人には

責任を取っていただきたいですね。

どこまで、母と子と女を

傷つけ、騙してきたか。

 

「ホルモンバランスがおかしくなる」

ということも 言っていた人がいますよ。

根拠もないことで苦しめるのは

犯罪ものですよ。

責任取ってください。

・・・・

では、

フェミニズムがなかったらしあわせ?

 

女性はDVに苦しみ、

妻の稼ぎまで奪い

愛人をはべらす夫

愛人の所にばかり行ったきりの夫

暴言を1時間2時間聞かせる夫

から 女性は逃げることすらできなかった。

「学がないから」

と政治に意見を言うことも できなかった。

「女はバカでいいから」

そしてバカにされ、人間扱いされなかった。

 

慰み者として戦場に送られた。

女は性を売るための 商品として

奴隷のような扱いを受けた。

女は 極貧であり続けた。

母子の物乞い、たくさんいました。

 

それらのことを 可視化して

対策に乗り出す女性すら

存在できなかった。

・・・

母親に

「戦前の方がよかったか?」

と聞いたら

「女の子が売られることがない現代の方がよい」

と答えた。

そして、彼女はまだ 

DV夫の支配を受けていた。

けれども わたしには「結婚して主婦になる」人生

しか 選ばせられなかった。

フェミニズムがまだ浸透せず

男女雇用均等法もない時代だった。

 

そして、昭和初期まで

女性には参政権がなかった。

 

これで幸せ?

・・・・・・

「フェミニズムにかかわるとおかしくなる」「不幸になる」

「メンタルおかしくなる」

そうおっしゃる方は

十年後に 責任を取っていただきましょうか?

 

「不幸になる」

 のではなくて

あなたが

 

「不幸になってほしい」

と 願望しているだけですよ。

気がついてくださいね。

 

誰かが ネガティブな人生を送ることや

誰かが 不幸になることや

誰かが 心も含めた病気になること などを

願うと

あなたに還ってきますよ。

 

怖いねえ。