嫌韓報道の洪水の中、

TBS

『報道特集』

http://www.tbs.co.jp/houtoku/

が、8月14日17時30分に目を見張るような特集を放送します。

 太平洋戦争初期に起きた炭鉱の大事故が隠蔽された事件です。

 勝利の連続に沸いていた1942年2月3日、山口県宇部市東部にあった長生炭鉱が水没した事故が起こりました。

『長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会』

https://www.chouseitankou.com/

 当時、戦争による石炭増産により安全を無視した「無茶掘り」が行われていました。

 周防灘の海底にあった長生炭鉱も、「無茶掘り」と行っていました。海底をぶち抜いたため、海水が坑内に流れ込みました。あっという間に水没しました。183人の労働者が死亡しました。

 この犠牲者のうち、136人が朝鮮人労働者でした。

作業は困難であるとして、遺体の回収は行われませんでした。

 政府は、戦勝気分に湧く国民の士気を損ねるとして、事故の存在を隠蔽しました。

 太平洋戦争敗北後に、事故の存在が明らかになりました。

 75年が経った今も全容が解明されていない長生炭鉱水没事故を、8月14日にTBS『報道特集』が報じます。

 なお、この番組には私が尊敬する在日コリアンの老人が登場します。

 九州・山口の小中学校を回って、在日コリアンや朝鮮半島の歴史や文化を児童生徒に伝える活動を行っているペ・トンノクさんです。

 

情報はこちらからいただきました。