きょう、「幻影迷宮」さんのブログをリブログしました。

「こんなことではいかん!!」

「民主主義と思想の自由が破壊される! これでは全体主義だ、ファシズムだ」

「自民党内部のことだから。。ではすまされない」

と感じます。

 

ますます映画「国民の選択」を見てほしいと思います。

 

映画では、「家族全員を原発賛成に投票するよう、説得しよう」

という、保守系与党議員たちの話し合いが登場します。

 

そこではちゃんと話し合いがあり、

「原発には疑問を持つ」

「電力会社は独占企業同然であり、優遇政策があることはおかしい」

という意見を出す議員もいました。

 

たとえ政権保守系与党だろうと、

こうして賛成・反対で意見を出し合うことこそ 民主主義です。

 

与党内(自民党)で さばざまな考え方を学ぶことすら禁止するなんて

日本の民主主義は どうなっているのでしょうか?

 

映画 「国民の選択」では、

原発を日本に売り込んだのはアメリカで

「原爆」を「平和利用」するという名目だったこと、

日本はそれに乗せられたこと、

電力会社がいかに

住民・漁業関係者の心を掴み、

「ノー」と言えないように 洗脳していったのか

(洗脳とは 誰もがいともカンタンに受け入れてしまう)

原発なしでは 生きていけないような

仕組みにされてゆくのか

 

わかりやすく説明されています。

「物語」というよりは、「フェィクションを使った論理映画」

なので、面白さは減るけどわかり易い映画です。

そして、原発賛成な人の気持ちも。

「ふるさとから出られない」

という気持ちは自分も理解できます。

 

が、原発はいつか捨てないといけないものです。

今 原発で働いている人が 

すぐにやめるわけにはいかないけれど、

次の世代は 原発で働かせないような

原発から自立できるように していかないといけない。

もしも事故が起きたら 結局は

ふるさとを捨てざるをえないから。

自民党も、

「今は原発をなくせない」

のであっても、

のであってもだよ、

「未来は原発なしでも生きていける日本」

を目指してほしい。

・・・・・

「国民の選択」と共に見てほしいのは

「フクシマ50」です。

リベラルからは「自民党のプロバガンダ映画」といわれて

評判が悪い。

確かに当時の民主党は すごい悪役になっている。

が、もしも自民党政権だったら もっと事実が隠蔽されていた

とも言われている。

 

それはそうと、やっぱりこの映画もお奨めします。

「フクシマ50」を見て

「原発はいいなあ、どんどん原発を建てよう」

なんて思う人はいないと思います。

地方議員も見てほしい。「町おこし」とかいっている人も。

・・・・・

「国民の選択」は 名古屋ではシネマテークでやっています。

上映会や リバイバル上映もやってください。