FBにアップされた「ベテランズ フォー ピース」のシェア記事より。
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於茂登岳は石垣島の水源です。大切な水道水も農業用水も、石垣の命の水のほとんどはここから流れ出ます。ダムや、地表を流れる川だけではなく、実は膨大な地下水脈があり、自衛隊駐屯地予定地よりも下流の二箇所で汲み上げて、石垣市の水道の3分の1が地下水でまかなわれているのです。その水脈がどうなっているのか、石垣市は全く調べていない...し、防衛省も全く調べていない。何たる無責任か。

於茂登岳南東麓のジュマールゴルフ場23ヘクタールとその西側の石垣市の公有地23ヘクタールを、陸上自衛隊の駐屯地にするためには、大規模に山を削ったり谷を埋めたり土木工事が必要になり、水脈はズタズタにされます。
46ヘクタールもの森林が削られ更地になって、そこに頑丈な建物が立てば、風の流れが変わり、駐屯地周辺の残された森も次第に侵食されていきます。
隣接する農地の水脈も風の流れも変わって生産に影響が出ます。 沖縄戦で 農地を奪われて 石垣島に移住してきて、 道もない山林を 汗と涙と血で 三代にわたって開墾してきて、 潮風の影響を受けない優良な農地になり、 後継者も育っています。

森林や畑の下に広がる石灰岩層が厚く、雨水を受け止めて地下水の層に貯めて、自然の調整機能で、宮良川や磯部川、名蔵川の氾濫を防いでいます。微妙なバランスで保たれている石垣島の自然環境が大きく影響を受けることは間違いありません。その結果どんなことが起こるか、様々な可能性があります。
宮古島市の専門家会議が警告しているように、取り返しのつかないことが起こる恐れがあります。福島の原発事故を思いおこしてください。絶対安全と繰り返し言われてきたことが全く虚しかったですね。あれだけの被害を目の当たりにしながら、安倍内閣は東京オリンピックのために嘘をつき続けていますが、何一つ問題は解決できていません。
防衛省は環境保護のために万全を尽くすと言うでしょう。
あなたはそれを信じますか。これまでの防衛局の市民の疑問への対応は誠実でしたか?
軍事基地がいったんつくられてしまうと、行政は調査にも入れません。

石垣市市議会議員選挙が1ヵ月後に迫っています。 9月に入ればまもなく 期日前投票が始まります。 30人ほどが立候補するでしょう 。大切な一票を誰に投じますか?
#石垣市の自民党は陸上自衛隊ミサイル部隊受け入れ推進の決議をしています#おそらく地下水脈の事など何も知らないのでしょう。そのような無責任な人々を議員に選んだら、石垣島はどうなるか、皆さんよく考えてみましょう。

8月5日、日曜日午後、炎天下の現地見学会には70人余りの市民が参加しました。
中山市長は他に予定があるとのことで不参加。個人として市役所関係で参加した方はいるようです。
市役所の役目は何でしょうかこんな重大な問題を何も調べもせずに防衛省に丸投げしている中山市長は何のために石垣市長になったのでしょうか? その市長の言いなりになる議員を選んで良いのでしょうか。保守とか革新とかいう問題ではありません。この美しいのどかな、世界的にも貴重な価値ある石垣島を子々孫々に残すために、今、石垣市の私たち有権者の熟慮と賢明な判断が求められています。・・・・・・・」