去年、名古屋YWCAで「私たちは買われた」展が開催されたそうです。

これは「売春する女の子の問題」ではなく、

「買う」側の男や社会全体を問うもの

であるのですが、

 

中日新聞側・取材者側の偏見か、

 

「売買春は女性側に問題がある」という思い込みか、

 

「男は悪くない」と思い続けたいせいなのか、

 

こういう新聞記事になったのは残念です。

 

 

[・・・・・・当事者の取材をしたいと連絡があり断ったのですが、それを無視するような言い方でまた言われ、しかもそこに「少女たちの売春問題」などと書いてあったので(・・・・・、私の取材なら受けられるとお伝えしていましたが、約束をしていた日に来られませんでした。

・・・・・・これは「男性たちの買春問題」なのにこんなふうに記事にされてしまうことの影響力は無視できません。

 

私たちは「売春」は女性への差別的な意味が含まれ女の子たちに失礼だと思うので、

「売春した過去のある〜」とか、

「売春に至ったいきさつ〜」という言葉を使うことはありません。記者の方の意識が反映されていると感じます。

 

売春ではなく買春を問題としていて、

児童買春の実態を伝える企画展、買う側の存在に目を向けて欲しい、「買われる」に至るまでの背景を知って欲しいという活動です。

 

記事を見た方にコラボや女の子たちの言葉と思っていただきたくないのでお伝えしました。記者の方にはぜひ企画展を見て、問題の本質を理解していただきたいです。・・・・・・]

リブログ記事には、問題の中日新聞の記事も載っています。