こんにちは、しあわせなみだです。

学習塾の元教え子であった、当時中学生の子どもとキスや抱擁を
していたとして、公立中学校の教諭が懲戒免職処分を受けました。
教諭はこれを不服として訴訟を起こし、裁判所は「将来を見据えて
真剣に交際していた」「交際は生徒が積極的に望んだ」等として、
処分を取り消しました。
海外では、子どもに関わる職業に就くには、過去の子ども関連の
犯罪歴を調べるだけでなく、「子どもと恋愛関係にならない」という
契約を取り交わすところも、少なくありません。それは、大人側が
絶対的な権力を持ち、大人側から交際を求められた時、子どもは
断るのが困難な境遇に置かれていることが、深く理解されている
からです。
大人側の立場で判断する日本と、子ども側の権利を尊重する海外。
まだまだ差は大きいようです。

↓事件の詳細はこちらです
https://goo.gl/X2r95N

それでは今週の「Tear's Letter」をお届けします!
★1.暴力から子どもを守る・支える大人に
   ~吉田薫のSmile Tear~
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「しあわせなみだ」社員の吉田薫です。冬の訪れを感じるこの頃、
皆さまいかがお過ごしでしょうか。今回のタイトルは「暴力から
子どもを守る・支える大人に」です。

この「暴力から子どもを守る・支える大人に」は、10月末に東京
ウィメンズプラザフォーラムの中で行われた、しあわせなみだ主催
講演会のタイトルです。
今なお社会の中では、身体的、精神的、性的虐待を含む様々な暴力によって多くの子ども達が苦しんでいます。
当日は、講師の駒崎道さんから、子ども達の置かれた現状や、暴力
の影響を学び、それを踏まえて、事例を基に「助けて」と言えない
子ども達の背景、「必要な助け」をグループワークで話し合いました。
重い内容でしたが、駒崎さん語りは穏やかで柔らかく、落ち着いて
課題と向き合い、とても熱心なディスカッションとなりました。
「必要な助け」は必ずしも、専門的な支援だけとは限りません。
苦しむ子ども達に私達大人は何ができるのか。解決に向けたヒント
と道筋が見えてくる手応えを感じました。

グループワークの中で出た「子どもの頃にかけてもらった温かい
言葉は、いくつになっても忘れない」という、ある参加者の言葉が
心に留まりました。ーーここで別の講演会に遡ります。

9月30日と10月1日に開催された「第20回全国シェルター
シンポジウム2017in東京」。主に女性への暴力をなくす活動を
している支援者達が、年に一度集結する全国大会です。基調講演で、米国弁護士であり、性暴力サバイバーとして幅広い活動をされている、オルガ・トゥルヒーヨさんの話を聞き、オルガさんの話を
さらに理解すべく、著書「私の中のわたしたちー解離性同一障害を
生きのびて」(伊藤淑子:訳、国書刊行会:出版)を読みました。
http://www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784336061935/

オルガさんは3歳の頃から、両親や兄達から、身体的、精神的、
性的な虐待や暴力を継続的に受け続けます。過酷な現実から心身を守るため、つらい部分を引き受ける「わたし」を心の中でたくさん
作り出していく。これが解離性同一障害と呼ばれるものです。
このたくさん「わたし」たちのおかげで、オルガさんは子ども時代
を何とか生き延びてきました。胸が苦しくなるような描写の中、
少女オルガに、「愛される存在である」というメッセージを
伝え続ける隣人の高齢女性や、地域の女性達とのなにげない交流
エピソードが、深いやすらぎを与えてくれます。こうした彼女達の
姿は、現在のオルガさんの、強さ、美しさ、品格として生きている
ように感じました。

著書の最後の「褒めることば、小さな愛情のしぐさ、単純な尊重、
心のこもったつながり、というような簡単で日常的な行為が、
しばしば、人生を変える」という一文と、先のしあわせなみだ
主催講演会でのワークがひとつに統合しました。
★2.編集後記
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髪の毛が生まれつき茶色い子どもが、教員から黒く染めることを
強要され、問題になっています。これ以外にも、成人であれば
規定されない細かい点を定める学校は、少なくありません。
その多くは身なり、特に制服の着こなしに関することです。
日本の制服デザインは、世界からも評価される一方で、
「女子学生」という「商品」に付加価値をつけ、JKビジネスに
欠かせないアイテムとなっている現実もあります。
元々は服装による経済格差を感じることなく、また生徒としての
自覚を持たせることが目的で導入された制服。「しつけ」という
名目で、大人の都合や希望、願望を押し付けるものになって
いないか、考える必要がありますね。

☆最後までお読みいただきありがとうございました。


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