御高齢者と歩く時は・・ | 糸と布

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 野ばら手芸部

ちょっと 恐ろしい場面に出くわしました

大型スーパーの 登りの エスカレーターに乗っていたときです

私の 後方にも お一人乗っておられました

大分 上に ご高齢の お爺ちゃんが いらっしゃいました


お爺ちゃんが もうじき 上の階に達するかと思ったその時です


上の階の 床に 足を乗せるのが 上手くいかなかったのか・・

バランス崩されて

仰向きに ゴロンゴロンと  落ちてこられました


私と 後方の方と 大急ぎで駆け上がりましたが

なにせ 足元が動いているので

しっかり支える事が 出来ず

3人一緒に 数段落ちてしまいました


幸い お爺ちゃん お怪我もなくで 不幸中の幸いでした

私達が クッションになったようで

こちらも たいした事もなく事なきをえました


その後 ゆっくりと お爺ちゃんが 歩いて行かれるのを 確認して

見知らぬその方と

<あ~良かったですね。 お爺ちゃんもお怪我もないようで ホント良かった>

2人して 安堵です



また こんな事も有りました

施設勤務時代に

スタッフが 数人の 御高齢者の入居者と お散歩に出かけ

手押し車の方に 気をとられて

後ろを歩いていらっしゃった 御婆ちゃんが 縁石にけつまずいたのに気がつかず・・・

結局 複雑骨折で 長期入院になられたことがありました



もうひとつ・・・

歯磨き介助の途中 歯磨き粉をつけるのに 気をとられて

後ろで 待ってられた 御婆ちゃんが

立ち続けてるのに 疲れられたのか

後ろ向きに転倒されました

この時は 実習生でしたので

学校の授業で習っていたこととは 違う 想定外の出来事で

実習生の方が 泣き出しました


通常 私達が なんでもなくこなしていることが

ご高齢者には 大事になるケースが 多々有ります


御高齢者様と 歩いたり するときや

介助される時は

目を離さず 数歩でも 半歩でも 後ろから

ご様子がしっかり把握できる位置に ポジションをとってください

そーっと 腰を支えて差し上げるのも 良いでしょう

骨粗しょう症には ほとんどの方が なられています

骨密度が 70%を下回ると

圧迫骨折も 起こる確立が多いです

どうか ご高齢者様が 転倒 意識消失 等々

そんな兆しに 十分 ご配慮して差し上げてくださいませ