無理されなくっても・・ベッドで寝たままで大丈夫ですよ♪ | 糸と布

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 野ばら手芸部

ちょっと 体調を崩された 知人の御家族さん

随分長い間 お風呂に入れてないらしいです

無論 頭も洗えてないって・・

それは^それは・・ 多々苦痛で 益々 気分が沈みますよね

で~~ 随分 私 久しぶりですが ベッドに寝ていただいたまま

洗髪をさせていただきました

専用の 器具が今は 売ってたりしますが・・

な~~んも 買わなくたって 御家の中にあるもので 十分ですよ

↓ こんな乱暴な事しては駄目です X もちろん

 

↓ このやり方も お首に随分負担がかかってしまいます

 

用意するもの・・

バスタオル & 浴用タオル複数枚

お湯を入れてある 大きめの容器

お湯うけ バケツ 

シャンプー

新聞紙でもレジャーシートでも・・バケツの下にひいておきます

お湯をかける為のもの・・
 たとえば マヨネーズの空容器や 500ミリリットルくらいのペットボトル
ちいさなおヤカンでも良いです

つまり口が小さな容器ですね 

準備は・・
まず・・ バスタオルなどのしっかりした布を まん丸に
< 所々、ばらけ無いように 輪ゴムで止めてくださいな>
ドーナツ型にして
<完全にまん丸で無くっても良いです>
濡れない様に ゴミ袋をかぶせます

↓ こんな感じです

 


出来たら 大きな袋が良いですね

ドーナツの部分は 頭がちょうどはいる・・もしくは乗っかるくらいの大きさです

端っこは ベッドの外にたらして・・
下に バケツを置いて 流したお湯が 流れ込むように
端っこ バケツに突っ込みます

↓ ここまで 頭が下向きも しんどいですから
   やや バケツに向かって 斜めで大丈夫!

 

高い枕 
上から下にお湯が流れやすいように
プラスチックビーズのペレットが入ってるようなのが
位置をずらしやすくって 扱いやすいです

手じかに無ければ タオル類を重ねて 高さを出してくださいね

その上にドーナツ枕です
 ビニールの端は 下のバケツへ
バケツの高さは 下に本でもおいて調節してくださいね


ベッドに休んで頂くのも ↑ のように 斜めが良いでしょう

お顔にお湯がはねても良いように 軽くお顔にタオルなどで防御してさしあげてくださいね

お体のほうにも 毛布かなんか胸の辺りまで掛けて差し上げてください

手が自由に動くと 結構 恐怖心がでますので
防寒もかねて 必ず 濡れないので 大丈夫! 何か掛けて差し上げてくださいね

首筋あたりには タオルもね

これでほぼ準備OK!です

一旦 洗髪が始まると その場から動いたりしないように

体の周囲に シャンプーやら タオルやら
片手に取れる位置に集めて置いてくださいね

空の ペットボトルにお湯をいれて

ほぼ この動作は 片手で出来たほうが良いです
なんで・・って 視線は ベッドの上の方からはずさず
もし、頭の位置などをずらされたりしたら 水浸しや 
体調不良の兆しを見逃さないためにも
片手作業が良いですね

必ず・・一声かけて<急にお湯がかかったら吃驚されるので、
   ひと動き事に 今から何をするか声かけぢてくださいな>

ゆっくり~~ 髪の毛だけを濡らすために お湯を流します 何度も・・・

そぉ~~と


充分 髪が湿ったら 声かけしながら シャンプーもゆっくり

流れたお湯は バケツに落ちる仕組みです

枕下の後頭部には 左手を差し込んで軽く頭を持ち上げ
くぼみに溜まったわずかのお湯で ゆっくり モミモミです

シャンプーが終わったら 一旦 サブのタオルで拭います

そして・・同じ要領で すすぎします<何度も・・ね>

お風呂でシャワーするみたいに バシャバシャ洗えませんが

意外に すっきり そして 2日ほどは かゆみもおきません

ラストは 首もとのタオルでパーマ屋さん見たいに髪の毛をつつみ
手元のタオルで ドーナツ枕の水分を拭います

しばらく横になってっおられたので いきなり 座る姿勢になって頂かず
頭と背中に腕をいれて 座る姿勢のサポートも 忘れずに

手早く ドライヤーで髪を乾かして差し上げてくださいね♪

また、お風呂がわりに お湯を入れたバケツに足をいれる
足浴も 本当に疲れがとれます

私も 仲間と髪の洗いっこしてみましたら
思った以上に 気持ちが良かったです

少量のお湯でもこんなに良い気持ちでさっぱりするのかとちょっと、吃驚したものです


本当に 久しぶりにベッド上での洗髪 させていただきましたが
和んだ表情を みせてくださって

私も なんだか とっても 嬉しいかったです