羊水検査から約3週間。
19週を迎え、いよいよ結果を聞きにいく日になりました。
今までは
「赤ちゃん、生きてるかな」
そればかりが不安でした。
でも、胎動を感じられるようになってから
その不安は少し減りました。
お腹の中でぽこっと動く小さな命。
ちゃんと、そこにいる。
どうか陰性でありますようにと
願わずにはいられませんでした。
嚢胞が消えているかもしれない、という期待は
もうしていませんでした。
期待して、裏切られるのが怖かったから。
相変わらず診察までは長い待ち時間。
今日は漫画を持参。
待つ覚悟ができるようになった自分に、
少しだけ余裕を感じていました。
診察室に呼ばれました。
いつもなら、すぐエコー。
でも今日は違いました。
エコーに促されない。
——あ、結果からだ。
急に心臓が早くなります。
ドキドキ。
医師が淡々と紙を見ながら言いました。
「やっぱり陰性だね。
46XX。うん、女の子だね。」
……え?
陰性。
女の子。
情報が一気に押し寄せて、
一瞬、頭が追いつきませんでした。
ほっとした気持ち。
性別を突然告げられた驚き。
胸の奥がじわっと熱くなりました。
隣で夫が小さくつぶやきました。
「女の子か…」
その声が、少し嬉しそうに聞こえたのを
私はちゃんと覚えています。
渡された結果の紙。
英語の羅列。
でも、染色体の写真と
「46XX」の文字だけははっきり読めました。
私たちの赤ちゃんは、
染色体の異常のない
女の子でした。
続きます