約1ヶ月ぶりの自宅。


久しぶりの家の匂いは、

懐かしいような、

でも少し不思議な感じがしました。


愛犬は、

いつも以上に激しく「おかえり」をしてくれました。


リビングに並ぶ骨壷。


久しぶりにおりんを鳴らして、

お線香を立てました。


「弟を守ってくれてありがとう。

これからもよろしくね」


そう声をかけました。


暖かい季節なのに、

お花はまだきれいに咲いていました。


夫がまめに水を替えて、

お花も新しくしてくれていたみたいで、

なんだか安心しました。


家に帰ってきたことが嬉しかったのか、

お腹の赤ちゃんは

ドンドン、ドコドコと、

元気いっぱいに胎動を響かせてくれました。


入院前は、

夫も胎動がわかるのかわからない感じでしたが、

1ヶ月で赤ちゃんはしっかり大きくなっていて、

今でははっきりわかるようになっていました。


久しぶりのお家ごはん。


病院食では絶対に出てこなかったピザを食べて、

ここまで大きく育ってくれた赤ちゃんと、

退院のお祝いをしました。


病院のベッドより、

家のベッドの方がずっと広い。


寝返りもしやすい。


他の妊婦さんの物音も、

いびきも、

赤ちゃんの泣き声も聞こえない。


久しぶりに、

ぐっすり眠ることができました。


犬の鳴き声にびっくりしたみたいに、

お腹の赤ちゃんが動く。


そんな穏やかな夜でした。


続きます