久しぶりに、注射の時間を気にしない朝を迎えました。


予定通り、入院のため病院へ向かいます。


ヘパリンをやめたことで、やっぱり不安はありました。


出発するまでに、エンジェルサウンズを2回確認しました。


トクントクン。


いつもと変わらない心拍。


130回前後の力強い音。


そして、お腹の中から伝わるドンドンという胎動。


赤ちゃんが生きている証拠を確認して、病院へ向かいました。


病院に着くと、病室へ案内されました。


なんと偶然にも、前回ずっと過ごしていた場所が空いていたようで、同じ場所でした。


約2ヶ月ぶりの病室。


洗面台も、トイレも、ベッドも。


何一つ変わっていません。


でも、私の気持ちは前回とは全く違いました。


前回は、赤ちゃんを失わないための入院。


今回は、赤ちゃんに会うための入院。


長かった妊娠期間を乗り越えて、

初めて産声を聞ける日が、もうすぐそこまで来ていました。


慣れた手つきで荷物をしまい、

入院着に着替えます。


病棟の説明をされそうになると、


「もう大丈夫だよね」


と助産師さん。


前回の入院で、すっかり覚えてしまった病棟でした。


荷物を片付けて夫と話していると、


「エコーするよ」


と主治医が来てくれました。


約2週間ぶりのエコー。


いつものように、まずは赤ちゃんの大きさを測ります。


「もう、いつ産まれてもいいね」


そう言って画面を見せてもらいました。


推定体重は2600gを超えていました。


この数週間で、また一気に大きくなっていました。


お腹が重くなるのも納得でした。


続きます