2020年1月30日(木)、FFC駒込おとなクラスを開催しました。
仕事や予定がある選手が多かったので少数精鋭で行いましたが、久しぶりの大人クラス指導、本当に楽しかったです。私が大人選手の指導で一番好きな所は、「それぞれの人間模様がレスリングに現れていること」です。だからこそ、「この選手はどうしたいのかな?」からこちらが理解をして、それを指導に移していくことにしています。社会人の多くは、社会人になってからレスリングをはじめており、いきなり現役トップアスリートのような動きやパワーや柔軟性を求めるのはあり得ません。となると、その選手の何が特徴的なのかを見る必要があります。手が長い、体力がない、柔軟性が低い、疲れやすい、競技理解が深い・・・などなど、1人1人の特徴や特性を探りながら適宜指導していきたいと考えています。
と言いつつ、もう1個好きな所は、「全力投球」なことです。小さい頃に経験のある「取っ組み合い」のような印象が基盤としてある選手は少なくないと思います。「あぁー!」「ひぃー!」などと声も出でしまう選手もいますが(笑)、安全性を第一に、楽しくレスリングしてもらいたいです。
また、今日の練習には、急きょ、アキタツが来てくれました。すでに社会人となりますが、イメージは小学生の時のままです。たくさんの選手を見ているからでしょうか、レスリングの闘い方からその人の性格も考察してしまう癖があるのですが、技のかけ方、力の抜き方、方向などを見ても、「相手への配慮」をしっかりした上でレスリングをしている所を見ると、優しい性格は子供の頃と同じままでした。(参考:2013年度 全国選抜大会レポート https://ameblo.jp/figurefourclub/entry-11548809982.html)
まだまだ動きも軽快