【活動報告】200126 FFCレスリング 日曜@青山クラス | フィギュアフォークラブ/FFCレスリング オフィシャルブログ

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青山・駒込・池尻を拠点に活動を展開。幼児・小学生・中学生から大人まで取り組んでます。
月謝制(前月払)、幼児4,000円/月、小学生・中学生6,000円/月、大人6,000円/月、兄弟割・親子割あり。

 

2020年1月26日()、青山こどもクラスを開催しました。

今日は2部練習を開催しました。どちらの練習も選手達がとても集中して行っていたためあっという間に練習が終わった感じがしました。しかしながら、必要に応じて技術指導を行いました。技術と言っても今から選手のスタイルをガラッと変えるものではなく、本当に細かい部分が多かったかなと思いました。簡単に例えると、渋谷から新宿に行くとしたら山手線に乗る方法、副都心線に乗る方法、バス、自転車、ランニング、徒歩、車、タクシー・・・色々な方法があり、そこにはお金や時間や労力が関与してきます。その中で何を選ぶかは各自の自由です。技の覚え方も同様で、その状況に応じて無数の方法論があります。練習中に強調しましたが、どれも誤った方法ではありません。先述した渋谷から新宿までの行き方で、山手線に乗ろうとバスに乗ろうと、それは個人の判断だからです。しかしながら、レスリングという勝ち負けが関与していることや目まぐるしい状況に応じて対応が必要なことや、リスク管理の観点から怪我の予防につながる展開などから、指導者が基本となる方法を導いていくことが必要です。その観点から1つ1つステップを上がるように技術を教えていくと、そのステップの集大成が動きにつながることが選手達が理解してきます。選手は理解した状況だと動きが一段と早く滑らかになります。理解をしていない状況だと強引になってしまいます。レスリングは2人で動く競技特性がありますので、1人でどうこうではなく、2人で組んでいる状態で2人で1つの重心点や移動軸などをしっかり理解することが怪我の予防や動きの合理性につながります。

 

練習中、たくさんの選手達から質問が寄せられました。経験の中で、「質問しなければいけないから質問する」のと「質問したいから質問する」違いは一目瞭然に分かります。渋谷から新宿までの移動で、山手線に乗りたいけど運賃はいくら?何番ホームの何車両目に乗れば良いの?などと鮮明な質問に変わっていくような感じです。より具体的に自分の目標をしっかり見据えた上での質問は、アドバイスする側にとっても非常にしやすいです。

 

今日は練習冒頭、2020年4月から進学する高校に合格を決めた中学生選手達を紹介しました。多感で思春期のこの3年間、色々なことを感じて競技と向き合い、自分と向き合ってきたでしょう。FFCが大切にする「心」の部分をしっかり持ち、新しいステージに羽ばたいてもらいたいです。

 

そして午前練習後、真織がクラブ卒業のために挨拶に来てくれました。このところ怪我もあり休会中でしたが、レスリングと両立して取り組んできた算盤に専念するとのことに決めました。一生懸命真面目にレスリングに取り組んできた真織、全国チャンピオンの目標を自分で掲げて練習に励んでいたこともあり、厳しく辛い時も多々あったかもしれません。しかし目標に向かって努力したことは絶対に無駄になりません。涙しながら色々と語ってくれましたが、本当に素晴らしい仲間にも恵まれ、頑張ってほしいです。