2019年度 全日本女子オープンレスリング選手権において、RD女子レスリング合同練習会の日頃からのチームワークがしっかり発揮できる場面を多々見受けられました。私が望んでいたことの１つでもあり、とても嬉しかったです。やはり男子に比べて競技人口の少ない女子レスリング選手、同世代・同体格が同じチームにいるという確率は非常に少ないものがあります。となると、女子の大会では、指導者が引率出来なかったり、ウォーミングアップが十分にできなかったりといったような現状をよく聞きます。
指導者は保護者にとって、選手に最高の状態で試合のマットに上がってもらいたいと思うのが当然です。緊張の中で知らない選手同士のウォーミングアップは更に緊張感が増しますし、思春期の選手はそのようなことをとても感じやすい子も少なくありません。やはり試合会場でも「いつもの雰囲気、いつものルーティン」で過ごせることが何より選手の緊張感を軽減できると思います。今回、アップをRD女子練習メンバーで募って行いました。みんな表情が生き生きとしていたように思えます。
RD女子選手の結果一覧です。
関戸かりな（バイソンズ） ５・６年４０ｋｇ級 準優勝（３戦２勝１敗）
筒井そう（ひたちなか） ５・６年４５ｋｇ級 ベスト８（２戦１勝１敗）
家氏まこと（高田道場） ５・６年４５ｋｇ級 ベスト８（２戦１勝１敗）
永富るい（AACC） ５・６年＋４５ｋｇ級 準優勝（４戦３勝１敗）
本多ゆりな（FFC） ５・６年＋４５ｋｇ級 優勝（４戦４勝）
九十九あおい（FFC） ５・６年＋４５ｋｇ級 ベスト８（２戦１勝１敗）
鈴木あやか（T-KIDS) 中学生３３ｋｇ級 優勝（２戦２勝）
大井すず（FFC） 中学生４２ｋｇ級 優勝（４戦４勝）
田口せな（FFC） 中学生４６ｋｇ級 ベスト１６（１戦１敗）
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総合 ２４戦（１６勝８敗） 勝率６７％
小学生の部、最多エントリーの＋４５ｋｇ級は第１シードにルイ、第２シードにユリナ、それぞれ勝ち上がっての決勝でした。日頃切磋琢磨しあっている仲間同士ではありますので、とても複雑な気持ちでした。２人とも積極果敢に攻め続けました。最後まであきらめずにタックルをしかけるルイ、それに応じるユリナ、とても迫力のある試合でした。試合後、熱い握手を交わし、また頑張ろうと話している２人を見て、とても感動しました。
また、RDメンバーがRD選手達の試合でサポートしあう場面を多々見受けられました。応援も沢山届いたのが分かりました。こういった何気ない部分でも選手達にとっては本当にリラックス出来て良いと思います。改めてこの活動を継続して良かったと実感しました。
選手達が、もっともっと活躍できるよう、意識を高く、自分らしいレスリングをもっと追い求めていきましょう。その選手達の意識に私ももっと応えられるように頑張っていきたいと思いました。この大会でRDとしても、選手１人１人も、更に成長を感じました。今後が更に楽しみです。お疲れさまでした。
